Velvet Two Stripes『スイスのイイ女が奏でる気怠いグランジ・ブルース』

この、どこぞの海外ファッション雑誌の表紙かブランド広告かと思うほどのスタイリッシュでカッコイイ写真、実はバンドのアーティスト写真。
スイスの修道院で有名な街、ザンクト・ガレン(St.Gallen)のバンド、Velvet Two Stripes(ヴェルベット・トゥー・ストライプス)

ベルリンでのライブが評判を呼び、元GownsのErika M. Andersonのソロプロジェクト、EMAのベルリン公演のサポートアクトに抜擢され、今ドイツ・オーストリア界隈でじわじわと話題になってきているガレージ・ブルース・ロックバンド。相当ヤヴァイです。

ヴォーカルのSophie(ソフィー)とギターのSara Diggelmann (サラ・ディッゲルマン) は姉妹、キーボードのFranca Mock(フランカ・モック)の3人組、ドラムレスの編成は最近ヨーロッパ方面で増えてきたバンドスタイルですが、この手のガレージ・ブルースでこの編成ってあまり見ないと思う。

サラがルーズにブルージーなギターを弾き、フランカがキーボード、時にベース、時にパーカッション、シンプルなリズム、サンプラーを交え、ソフィーが気怠く、時に吐き捨てるように歌い、シャウトする、もうとにかくすべてがカッコ良過ぎるバンド。

Velvet Two Stripes – Supernatural

ドアタマのルーズなギターフレーズからリズムの入り、歌の出だし、アウトロの擬音までもう全てがカッコ良過ぎておれはどうすればいいんだ、、、

Velvet Two Stripes – Supernatural (LIVE)

ライブもすげー。なんだろ、両端二人のマイクスタンドの手の掛け方、真ん中でうつむきながらストイックに弾くギター、ステージングというか佇まい、貫録、立ち絵、全てがカッコイイ。。。

Velvet Two Stripes – Dead Man (LIVE)

上記二つはEMAのサポートアクト時のもの。演奏終了後の客ウケすごいっすね。

Live at MUG

もうね、さっきからカッコイイ、カッコイイ、しか言ってないけど、ホントにカッコイイ。

この音楽性でこのバンド名だとVelvet Underground+White Stripesを連想させるんだけど、本人たち曰く、両方とも好きなバンドで影響を受けているけど、たまたまらしい。由来はロンドンに旅行した際、COACHのバッグがうんちゃらかんちゃら〜(ドイツ語なのでよく解りません)

音源は今のところドイツのiTMS/Amazon MP3でのデジタル販売のみになっています。

追記:UKデビュー『Fire』がAmazon MP3/iTMSで日本でも発売されました。

Fire
Velvet Two Stripes
Snowhite
Release: 2013/05/27

iTunes Amazon MP3

Velvet Two Stripes
FACEBOOK

スイスは自国のインディーロック市場がいまいち土着していないらしく、本人たちも「私たちのような音楽をやるにはスイスでは厳しい。いずれベルリンに移住すると思う。」なんてこと言ってます。そういえば、Bonaparteもスイス人でドイツのバンドか。

ヨーロッパは国同士陸続きだし、24時間電車走ってるし、新幹線も発達しているので、日本人が東京から名古屋までライブ見るために遠征を、と言う感覚よりずっと近いですからね。知り合いで定期的にドイツのちっちゃいハコ廻ってる日本のバンドがいるけど、本当にフランスやスイスの高校生くらいの子たちがドイツまでライブ観に来るって言ってました。だから演る側も無理に母国で頑張らなくとも隣の国で、という感覚はあるんでしょうね。

もう一つのスイス史: 独語圏・仏語圏の間の深い溝 (刀水歴史全書)
クリストフ ビュヒ
刀水書房
Release: 2012/09/28

Amazon iTunes


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