女性ギタリストフェチ Vol.6『テレキャスターな女』


武骨なテレキャスターを弾き倒す女性はカッコイイ。
なんだかんだ私が一番好きなギターだったりもするので、いつになくプレイ重視の人選になりました。

Hayley McLean


via: MDM Recordings

カナダ、バンクーバー出身の凄腕テレキャスピッカー、Hayley McLean(ヘイリー・マクリーン)

地元のバンドでギタリストとして活動中にバンクーバーのラジオ局のコンテストで優勝、一躍有名になりました。日本では殆ど無名に近い彼女ですが、実力充分、フェンダーのプッシュもあり、アメリカでは実力派としてその名を轟かせ、バディ・ガイとの共演も。

シェリル・クロウを彷彿とさせる歌声、親しみ易い乾いたロックに、絶妙に挟み込んでくるトゥワンギーなカントリーリックはまさに職人芸。

Hayley – Feelin’ California Official Video

サブリミナル効果的にフェンダーが挟み込まれている気がしなくもないですが。

Seymour Duncan pick up review by Hayley McLean

セイモア・ダンカンピックアップのレビュー。3フィンガーの薬指の使い方が絶妙ですねぇ。どうでもいいけど、冒頭14秒くらいのとこで「志村けん」って言ってる(言ってない

Hayley McLean
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I Am Hayley – Single
Hayley McLean
MDM Recordings
Release: 2011/06/28

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Samantha Fish

Samantha Fish 05
Photo by By Robbi O

22歳でデビュー、そのいかにも今時のアメリカン・ギャルがブルースを弾き倒すというギャップから全米で注目を浴びた、Samantha Fish(サマンサ・フィッシュ)

美人ブルースギタリストと言えば、以前ウチでも紹介しましたけど、Ana Popovic(アナ・ポポビッチ)、Joanne Shaw Taylor(ジョアン・ショウ・テイラー)のようなホワイトブルース、テキサス系のロック寄りの方々がいらっしゃいますが、彼女はどちらかと言うとシカゴブルース寄りのソウル系ですかね。通好みというか、この手の音楽に精通しているか、ギター弾く人じゃないと彼女の凄さは解りづらいかもしれない。悪く言えば派手さがないと言いましょうか。

アルバム聴くと粗削りというか、こういうルックスだから色々売り出す側の思惑の匂いも感じちゃうんだけど、やっぱりライブですな。ブルースはやはり土着音楽ですから。YouTubeに色々彼女のプレイ上がってますけど、凄い良いです。

Samantha Fish “Black Cat Bone”

ハムバッカーのテレキャス使ってる人って、相当拘ってると思うのです。

Rig Rundown – Samantha Fish

器材紹介動画。Fホールならぬ、Fish Hole、かわいい。Fish-o-caster、オリジナルモデルです。

Samantha Fish
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Runaway
Runaway
Samantha Fish
2011 Ruf Records
Release: 2012/04/18

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Dani Wilde

Blues Carabanでそんなサマンサ嬢との共演も多い、イギリス出身の Dani Wild(ダニー・ワイルド)

この人はもろにシカゴ、モータウン、スタックスの匂いがプンプンするソウル系の人。アルバート・コリンズのアイス・ピッキンを彷彿とさせる突き刺さるようなトーンと野太いソウルフルな歌がカッコイイ人。

Ruf’s Blues Caravan – Red Bloody Woman (2012)

この人、クラシックギタースタイルで2フィンガーではなく、基本1フィンガーなんですよね。これが絶妙なアタックとタイム感の秘訣か。

Dani Wilde live – blues is my first love

弟・ Will “Harmonica” Wildeとの姉弟共演、二人ともカッコよすぎだろー

そんな彼女の歌とギター、そして弟のハーモニカが堪能できる2008年のデビューアルバム『Heal My Blues』は超名盤だと思います。

Dani Wilde
WEBSITE
Heal My Blues
Dani Wilde
Ruf Records
Release: 2008/02/22

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Erja Lyytinen

Linton 0005
Photo by ButlersKeeper

フィンランド出身 Erja Lyytinen(イリア・ライチネン)

何とも言えないスライドギター。女性スライドギターと言えばボニー・レイットがおりますが。確かにイリアさんもデビュー当初はそんなスタイルだったんだけど、ここ数年でもっと民族的なライ・クーダー要素が入って独特のスタイルになったと思う。

スプリット構造の”Z-coil pickups”が3つ並んでる個性的なG&L ASAT Z-3のセミホロウモデルがトレードマークですね。ウィル・レイと同じタイプ。これ気になるんだよな、Music ManのAlbet Leeと並んで気になるモデル。しかし、G&L(アジア製じゃなくてUSA)もMusic Manも日本の価格設定高すぎるだろと思ってる。

Erja Lyytinen – Oil And Water (teaser from Songs From The Road DVD)

この人メインのスライドバーがガラス製(しかも肉薄っぽい)なんですよね。なんとなく、エレキは金属でアコギは肉厚ガラスのほうが良い音すると思ってるので。意外と細目の弦だったらこういう音するのかな。

Erja Lyytinen – Rollin` & Tumblin`

アマショットだから録画録音環境良くないけど、逆に生々しさ伝わる良いプレイ。ワウの踏み方も絶妙だなぁ。スライドバーは木製でしょうか。

Erja Lyytinen
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Songs from the Road (CD+DVD)
Erja Lyytinen
BSMF RECORDS
Release: 2013/03/23

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Christine Bougie

Christine Bougie
photo by AliJEisner

カナダ人ギタリスト、Christine Bougie(クリスティン・ブジー)

ロックだとかジャズだとか、そんなことどうでも良くて。ありとあらゆるジャンルを消化し、音楽をギターで表現する人。そんな形容しか出てこないギタリスト。女性版ビル・フリゼールとでも言っていいですかね。

‘Hammy’s Revenge’ by Christine Bougie

表現力が凄まじい。

Christine Bougie ~ Me Her

ラップスティールの名手でもあります。

Christine Bougie
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Hearts and Galaxies
Christine Bougie
Christine Bougie
Release: 2012/11/28

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Lisa Portelli

フランスのシンガーソングライター、Lisa Portelli(リザ・ポーテリ)

この人のスタイルはヴォーカリストが持つエレキギター、テレキャスターの構図を美しく描いた完成形の一つだと思ってます。
歌と同化したギタープレイというか、テクニックじゃないヴォーカリスト独特のカッコいいギタープレイ。

HibOO d’Live : Lisa Portelli “Animal K”

美術館内でのカッコイイシチュエーション、捲し立てるようなライブ感が凄いカッコイイ。

#08 Lisa Portelli (Scene De Bain | Saison 2)

シュールな絵ですが、サンプラーの使い方が絶妙ですね。

Lisa Portelli
FACEBOOK
Le régal
Lisa Portelli
Wagram Music
Release: 2011/05/09

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Carolyn Wonderland

Carolyn Wonderland
Photo by armadilo60

最後はこの人、USテキサス出身のブルースウーマン、そして見た目からも迫力満点の、Carolyn Wonderland(キャロライン・ワンダーランド)

ジャニス・ジョプリンを彷彿とさせる歌にジョニー・ウィンターばりのギターなんて卑怯すぎるだろ?そんな勢いで、もうこの手のブルース・ウーマンとしたら最強の部類なんじゃないかと思ってます。

TEXAS BURNING with Carolyn Wonderland: “I Live Alone With Someone”

多分MEXと思われるシンラインだけど、ここまで木目出てるの珍しいね。シンラインとジョー・バーデンピックアップって意外と相性良いのかな。

Carolyn Wonderland sings RunRunRudolph

これは最高すぎますね!

Carolyn Wonderland
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Peace Meal
Peace Meal
Carolyn Wonderland
Bismeaux Productions
Release: 2011/10/04

Amazon iTunes


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