ワンマンバンドからこだわりの弾き語り、独りで音楽を表現するアーティスト特集

ギター弾き語りをしながら足ではバスドラムを、日本ではストリートミュージシャンでよく見かけるスタイルだが、海外では“Oneman Band”(ワンマンバンド)という古くからある演奏スタイル。

一人で音楽を表現する形態としてデジタル楽器(ガジェット)の登場により、そのワンマンバンドスタイルの形態も幅も変化、多様化してきている。
今日はそんな、新しいタイプのワンマンバンドスタイルからちょっと拘りの弾き語りスタイルまで。

バンドではなく、たった一人でその音楽を表現するアーティストたちのセッション。

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BINKBEATS

BINKBEATS Beats Unraveled #4: Lost & Found by Amon Tobin

オランダの独演アーティスト、BINKBEATS(ビンクビーツ)
パーカッションでの巧妙なサンプリングを酷使して独自の音楽を作り上げる。
無機質ながらも中国琴から始まり、一つ一つの音が折り重なっていく様はデジタルの中の人間味を感じる。

BINKBEATS
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Kimbra

Kimbra – Settle Down (live SXSW 2012 – Spotify Sessions)

個性的で独創的な発想で才能を発揮しているニュージーランドのシンガーソングライター、Kimbra(キンブラ)

サンプラーを使い、ほぼ声のみで作り出しているこの世界観。コーラスでもあり鍵盤楽器的でもあり、ボイスパーカッション要素もあり、やっぱりこの人凄いや。

Keaton Henson

Keaton Henson: NPR Music Tiny Desk Concert

ちょっと打って変わって、ギター弾き語りを。
イギリスのシンガーソングライター、Keaton Henson(キートン・ヘンソン)
その長い髭からら巨匠のような雰囲気もありますが、88年生まれの25歳。

その声に完全に寄り添っているギター。座って演奏することによってコードを押さえている左手の力の入れ具合と身体の揺らし方でコーラス掛かったような何とも言えない浮游感と儚さを演出している。
6本の弦を押さえながら3,4弦のみ細かいビブラート掛けたりと見れば見るほど細かいことやっていたり、そのやわらかい歌と共にまさに深みのある演奏。

Keaton Henson
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Charlene Soraia

Charlene Soraia – Animal // The Crypt Sessions

アメリカの女性シンガーソングライター、Charlene Soraia(シャーリーン・ソライア)
ギター一本で何でもやっちゃう人。ダンエレクトロのバリトンギターで冒頭から緊張感のあるややこしそうなリフで始まり、よくこれ弾きながら歌えるな状態。かと思えばタッピング始めるし。完全に指板見ないで本能の赴くままに。
美しいハイトーンの歌も勿論素晴らしい。

Charlene Soraia
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Charlene Soraia – Daffodils // The Crypt Sessions

ギターも歌も非常に素晴らしい。鳥かよ!というラストのハイトーンに脱帽

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GULL

GULL – Fast Enough

最後は弾き語りをしながらドラムを、そんな基本であるワンマンバンドスタイルの言わば、その最終形態みたいな人です。アメリカのGULL(ガル)

サンプリングループさせたギター、そして左指のハンマリングのみでギターを演奏し、右手はスネア、完全にドラムも叩く。ちょっと不気味なサイバーな民族仮面にはマイクが内蔵されている。確かにこれなら激しく頭を動かしてもヘッドセットマイクよりも安定するし、お面の籠りで独特のアナログトーンにもなる。
サンプリングループしながら、というスタイルはインテリっぽさを感じる場合が多いわけだが、この人は実に野性的。

Gull Live Set 1 of 3
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