ベリーズ活動停止についておもっていること

衝撃の「Berryz工房活動停止」発表から1週間が経ちました。

色々なところで話題やニュースになってはいるものの、ファン以外にはなかなか伝わらないこの衝撃度は、ウチの読者層のロックファン向けに説明すると、「BUCK-TICKが活動停止する」くらいのとんでもない出来事でしょうか。

「結成28年目、デビュー以来、メンバーチェンジも活動休止もなく、メジャーシーンをひた走ってきた。ヒットチャートとは別のところで独自の音楽性を貫き、根強いファンを獲得、定期的なツアーと武道館公演を。近年のヴィジュアル系という枠には収まりきらない位置に立ち、その影響力は多くのバンドに及んでいる。そして何よりメンバーの関係が良好。」

まさにこれがすべて当てはまるアイドルグループが活動停止するんだから。

現時点で理由はおろか、「来年春をもって」ということだけで明確なラストスケジュールも、それ以降のメンバーの進退すら何も解らない状態。これでモヤモヤしないほうがおかしいわけで。「今思えば、あのとき」なんて過去の発言掘り下げて結びつけるのも、解釈次第でどうにでもなるじゃないですか。憶測や推測なんて無駄なんだけど、それを考えてしまうのがファン心理。答えなんて出ないのは解ってる、でも考えてしまうという堂々巡り。

自分なりの理由付けをして何とか納得してる人も多いと思います。ただ、私はBerryzが来春以降見れなくなるという虚無感は別として、まだ納得できないというか、よく解らないというのが本音。別に理由探しも戦犯探しもするつもりもありません。ただ、腑に落ちないことがあるので、ちょっと書いておきます。あくまで私個人的に思ってることなんで、頭の沸いてるベリヲタの戯言ですから笑ってやってください。
 
公式発表にあるように「1年前から話し合って」というのなら、何故最後の売り出しをしなかったのか?
 

アイドル10年という重み

2014年3月3日にデビュー10周年を迎えたBerryz工房。これはグループとしては勿論のこと、アイドルシーン、いや、エンターテインメント界にとっての大きな財産なんじゃないでしょうか。これは本来、社運かけて宣伝すべきことでしょう。

「アイドル10年」という重みはその言葉だけでは伝わらない。口に出して「凄いね」とは言っても、本当にその凄さが解ってる人は少ないと思う。
小学生から成人するまでの時間、10代の1年は、大人になってからの1年とは比べ物にならないほど長いもの。そしてリリースサイクルの早いアイドルと言う職業。1年にシングル3枚、アルバム1枚、それに関するイベントや宣伝、そして全国ツアーやハロプロは独自のコンサートもありますし、そこに費やした全ての制作、活動を考えれば、「アイドル10年」という時間はバンドで言えば、30年、40年、もしかしたらそれ以上の密度だったと思います。そりゃ、ヒットらしいヒットはなかったけど、活動内容と売上枚数だって全然売れてるグループとして誇って良い10年だったのでは。言わばヒット曲とは比べることの出来ない功績を残した功労者。

永遠に“妹分”で終わってしまうのかな

ハロー!プロジェクトは年功序列というか、あくまでモーニング娘。ありきなところで、現にBerryz工房は“妹分”という形でデビューしている。それも昔の話。新陳代謝を繰り返す娘。とは裏腹にキャリアも実力もドンドンあがっていったわけで、今はキャリアも実力も娘。を越していることは贔屓目じゃなくとも誰の目にも明らか。でも、あくまで表面上は常にそれ以下の立ち位置固定という現実。良く言えば、その立ち位置だったからこそ自由奔放なこのグループの特色が産まれたということもあるんだけど。だからこそ、「活動停止」を決める前にそれを武器に本気で闘っても良かったのではなんて思ったりもするわけです。正統派アイドルっぽくないとか、キャラが濃すぎて今のアイドルヲタに受けないとか、、、充分解るんだけど、そこは常々言ってる通り、それ以外の受け皿が必ずある。というかそっちの方が大きいじゃないですか。「アイドル10年」という実績と老若男女に知れ渡る“ももち”の知名度は何千何億の宣伝費を掛けて作れるものじゃないよ。そもそも“ももち”だって、推されたわけでもなく、自分で勝ち取ったブレイクだ。だから、一度くらいモーニング娘。以上に本気で推されてもいいんじゃないかな、なんて思うわけですよ。それくらいの権利は絶対あるはずだし、素材も話題もすべて揃ってる。あまりこういうこと言いたくないけど、アイドルはいくら本人達が頑張ったところで最終的にマネジメント次第だから。

勿論、今までそれがなかった分、春までの間に今までにないプッシュと最高の舞台が用意されるとは思っているので諦めてはいませんが。

Berryz工房 『愛はいつも君の中に』

こんなどこにも負ける気がしないグループいるかよ。

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  • じー、

    アツいですね!わかります。私もちょっとアイドルヲタに片足いれたことがありまして。
    あ、でも、たぶんフユショーグンさまとはちと対立するであろうドリオタ一歩手前でありました。

    半年くらいはにわかオタを楽しんでましたがすぐにほぼ解散同然となってしまい迷走し、途中でホスト集団に拾われて4年?単体ではキツイがタコ部屋集団のリーダー格に据えられてようやく紅白だドームだアリーナか?ってところまで来たようで、見守って来た甲斐があったなあと。

    ベリーズさん(実際はメジャーですよね)は10年の軌跡。夢さんは実質12年の下積み。年齢的にももうそろそろ肩たたかれるのかなあ、まあアイドル路線ではないのでもう少しいけるのかなあ?
    出来れば単体でまだ食いつないで行って欲しいなあと。

    2000年代はハロプロさんの背後で泣きを見たグループがいっぱいありましたね。ハロプロ内でもまた扱いにいろいろあるんですね。

    • fuyu_showgun

      おっ!意外な方からコメントが。

      そうでしたか、ドリ。私は所謂盲目ヲタとは自分では思ってないので、Eガさんに敵意は持ってないですよ。寧ろアイドルとアーティストといううまいバランスを保つことで、成功した正しい事例だと思ってます。その辺の判断は見る人が判断してくれというような。今の地位が不動なものになれば、何らかの形でまた、

      ベリに関しては自分がファンということを抜きにしても稀有な存在だったなぁと。世間がイメージする良くも悪くも「LOVEマシーン」のチャラいパーティーソングイメージの古き良きハロプロ感を唯一持っていた存在なので。他ハログループはEDMやらスタイリッシュ方面に攻めているので、だったらEガさんとこみたいに徹底的にやらねば行けないんですけどね。それも何か中途半端な。

      アイドルの正統派イメージではない、握手を始めとするドーピング手法が効果ない、努力・苦悩を一切口にしない、加入卒業しない10年選手だったり、、、全てにおいて今のアイドルブームの風潮から外れていた存在だったんですよね。だからブレイク出来なかった感もあるでしょうけど、こういう存在って絶対必要枠ですし。そういうブームが嫌いな人のほうが多いわけですから。

      ファンとしては寂しい気持ちもあるんですけど、それより自分も長年業界でマネジメントやらやってきているので、そういう目から見て、色んな意味でもっと闘えたんじゃないのかなぁなんて思ってる次第です。