モッシュでダイブでフリコピだよ!の巻 - ジェイロック回顧主義 #14

執権:久々のこのシリーズなんだけど、今回はちょっと視点を変えましてですね、「シーンにおけるファンのノリ、アーティストにとってファンのノリ」みたいなところを振り返ってみたいなと。

将軍:お、一歩間違えれば炎上しそうなネタきたなっ!

執権:別に煽るつもりじゃないんだけど「ファンはアーティストの鑑」みたいなこと、ここでもよく触れてるじゃん。最近のライブマナー的な部分というか、モッシュやダイブとか、正直ちょっと過敏になり過ぎてるんじゃないかって思うわけですよ。

将軍:「足踏まれた!」「押された!」なんてちょっとしたことでも、トゥイッターに上がって炎上してしまうからな。麺が「最近はファンに手を出すとすぐたぬきに上がるから!」って。

執権:それは、ちょっと違うわ!

将軍:でも、バンドブームや90年代にもうSNSみたいなものがあったら、大変だっと思うよ。いちいち炎上してしまって。もしかしたらブームは起きなかったかも。

90年代メルヘンダイバー

──細かいところは抜きにしても最近、ベビメタ現場で色々あったじゃん。“マナー”の部分と“楽しみ方”のバランス問題というか。

凄く無責任な言い方かもしれないけどさ、80年代のパンクや90年代のミクスチャー・シーンを通ってきた我々としてはその辺はある程度、自己責任じゃないかなと思っちゃうんだよな。実際、当時は鉄板の入った安全靴がバンバン飛んできたわけ。ダイブどころか人の上を忍者のように歩いてるヤツがいたり。でも女の子には気を使ったり、無理にモッシュを強要しない、みたいなある程度、最低限の秩序はあった。ライブ終わったあと、脱げた片方の靴掲げて「誰のですか〜?」みたいな光景だったり。まぁ、中には人様に迷惑掛かる行為してたヤツもいたけどね。そこ含めてジャンルやそのバンドのノリだとは思うけど。

──THE MAD CAPSULE MARKET’Sの「体力に自信のない方はステージ後方でご覧下さい」という張り紙してあったもんね、オフィシャルで。

スターリンや、ばちかぶりとか、生肉まいたり、シンバル投げてたじゃん。あれは極端過ぎるけど、ああいうノリをメジャーに持ち込んだのはMADだったよね。客がみんなステージめがけて唾吐きまくる!
MADが知名度上げてきた頃は、スタンディングの大きめのハコが出来始めた頃だから。旧・赤坂BLITZが1996年に出来たでしょ、あれが初めて1000オーバーキャパクラスのスタンディング会場。クラブチッタ川崎も移転前だったから今より小さかったし。『4PLUGS』のツアー(1996年)のとき、ファイナルをBLITZでやったけど、2mくらいの外人のセキュリティーがドカンとステージ目前にいて。ダイバーの流し担当ね。

──その時ってまだダイバーはステージ上にあがっちゃいけないんだっけ?

MADに関しては、97年に当時のON AIR WESTでやった支援組織(ファンクラブ)向けのライブからだね。みんな「マジで上がっていいの?」ってダイバーたちが歓喜状態になったのを鮮明に覚えてる。

──でもあの辺のステージ上がってる連中って意外と行儀いいんだよね。バンドメンバーを邪魔しないようにステージ上をくるくるって廻って客席にダイブして返るという。

基本は4小節1クールで飛ばなきゃいけないんだよ。たまにそのタイミング逃していつまでもステージ上をウロウロしてるヤツがいたけど。MADのライブであったな、大阪IMPホールだったかステージが客で埋め尽くされてそのまま曲が終わってしまったという大惨事が。

ホコ天とバンギャルノリ

──以前、AIR JAMでそのパンク〜ミクスチャーノリが終わったと言ってたけど。

「オイ!オイ!オイ!」っていうヤツでしょ?パンクスはそういう一体感や予定調和みたいなノリがキライだから。

──でも昔、COBRAが「Oi!パンク」なんていうそういうノリやってたでしょ。

元々イギリスに「オイ!」というパンクのムーブメントがあったんだよ。COBRAは、元ネタはそれだったのかもしれないけど、ちょっとそれとは違うんだよね。少しミーハー、というかメジャーノリがあったじゃん、バンドブーム流れもあったし。MAD繋がりなところだけど、室姫深がDie In Cries時代にそういうノリをやめてくれって言ってた。当時、いわゆる手扇子とか、サビで一斉に手を上げるの引くって。バンギャノリみたいなのが普及し始めてた頃だったから。

──ああいうノリっていつから始まったんでしょうね。

こういうのは同時多発的に色んなところで発生するから、どこが最初かは解らないけど。でも手扇子、最初は手のひらを上に向けてステージに両手を掲げるだけの行為だったんだけど、それ自体は86年辺りのユニコーンライブで行われてた。でも、ああいう行為が普及したのはやっぱりホコ天じゃないかなとは思うんだけどね。色んなとこで色んなバンドが演奏しててる中で、オープンスペースだから露骨に人だかりの差が見えるわけじゃない?だから「うちが1番盛り上がってますよ」アピールでさ、独自の煽りや応援行為が生まれていったと思う。

──ジュンスカの「飛べっ!」みたいなヤツか。

うん。昼間はホコ天行って、夜はラママ!みたいなファンが多かったからそういうのがどんどん波及していったという。

──アイドルのヲタ芸だったり、根本的に同じなのかね。バンギャルの振りはホコ天発展型の気がするけど。

ヲタ芸も諸説あるけど、アイドルでも固定ファンの応援行為自体は古くからあるでしょ。だから別にそういうのが生まれてもおかしくはないわけ。バンドでも、親衛隊みたいな熱心なファンが居て色々独自のルールみたいなものを作っていった。それがホコ天〜バンドブームで一気に拡がっていったという感じでしょ。

──Xジャンプも当時、ジャパメタ関西ブームにおける筆頭ファンだったジュディマリのTAKUYAらが考案したというのも有名だしね。GLAYチョップとか、ロキノン系のなんだあの、拳でもない指さしてるわけでもないけど、腕振る行為とか。

ああ、あれは勝手に「どうしようもないフレミングの法則」って呼んでる。指伸ばすならちゃんと伸ばせよ!って(笑)。でもあれね、ちゃんと元ネタがあるの。レゲエのノリ方で“ガンフィンガー(ゴンフィンガー)”っていうんだけど、指を拳銃の形にして上に掲げるの、空砲を撃つような。それが変化したものでしょう。

──あー、そういうことか。言われてみれば、みんなで両手上げて横に揺れるのとかも、レゲエやレイヴあたりから来てそうだもんね。頭上でタオル回すのも?

タオル回しはレゲエ発祥で“プロペラ”ってヤツね。ホントは「最高だ!」という意思表示で回す行為なんだけど。犬が今喜んでしっぽ振るみたいな。でも曲中で回すことを始めたのは米米CLUBなんだよ、最初はハンカチだったけど。それが段々エスカレートしていって扇子や銀波灯っていうまぁ、オリジナルのペンライトなんだけど、変化というかエスカレートしていったわけ。米米の“フリ”は全体的にかなりスキルを要します(苦笑)

振りコピとミラー

──米米のライブってみんな踊るんでしょ?

シュークリームシュのね。振り付け講座のビデオや本もあったし。言わば“フリコピ”の元祖だな。当時は“振り真似”と言ってたけど。ん?“フリコピ”ってハロプロ用語なのかな?あれだ、ハロプロのライブ会場、特にBerryz工房のライブのような光景だと思っていただければ、

──余計に解りづらい…(苦笑)

いや、だから米米とBerryzのノリって似てるんだよ、「MADAYADE」「MATA(C)TANA」とかさー。ちょっとファンク曲多めなのもつんく♂曲も共通だし!そうだ、米米好きなR30世代はベリ見に来るといいよ!

──脱線しそうなので… 

“フリコピ”って演者と同じことをするんだよ、多分これもハロー!界隈でしか通用しない言葉だと思うんだけど、対照的な“ミラー”というものがあって。ハロー!界隈というか意味が違うのかな、普通は“ミラー”っていうと、振りを覚えるために反転させた動画、いわゆる演者と客が鏡越しに対峙する形を指すんだけど。

──つまり、ステージ上の演者が右手を挙げれば、客も右手を挙げるのが、“フリコピ”で、ステージ上の演者が右手を挙げれば、客は左手を挙げるのが、“ミラー”ってことすか。

そうそう。見てもらったほうが早いので、典型的なミラーを。




サビの1:05〜

──先述の両手挙げて左右に振るヤツね。あー確かに。これってスタジアムでよくやるウェーブみたいに誘導要素が強いのかな。

じゃ、ヴィジュアル系定番のコレ。




──「神に祈りを捧げようかぁーー!!」ってヤツか。確かにこれは曲中に“フリ”があるけど、サビの「下々の〜」のくだりで左右に揺れるときはミラーになってる。

これも解りやすい。




──あーー、いわゆるダンサー的な人が居て、所謂フリコピ向きなはずのにミラーになってるわ。

V系以外でも




──あーーー。

だから、結構色々見てるとね、フリコピ文化って、米米とハロプロしかないんじゃないか?と思えてくるわけ。ゴールデンボンバーもミラーだし。だから“踊ってみた”みたいな動画撮るときはフリコピするんだけど、ライブだと一体感を求めて自然とミラーになる。声優ライブもミラーだし、反射神経なのかな。必死こいてライブでもフリコピしてるのって、今ハロヲタくらいなのか。

──ハロプロってみんなフリコピなの?

そこね、私も古参じゃないから始めからそうだったのか、よく解らないんだけど、古参の人の話だと、Berryz工房でフリコピが流行ったと言う話なんだよね。松浦亜弥のときはミラーだったとあややヲタが言ってました。

──でも、ヴィジュアル系の振りってパラパラが元ネタじゃね?パラパラってどうなの?

パラパラはみんなで踊るわけだから、フリコピもミラーもねぇよ!

https://www.youtube.com/watch?v=8KvIep9qtKc
 
後半へつづく)

この記事をシェア
wenty Eleven 1.0 */ ?>
   

モッシュでダイブでフリコピだよ!の巻 - ジェイロック回顧主義 #14

執権:久々のこのシリーズなんだけど、今回はちょっと視点を変えましてですね、「シーンにおけるファンのノリ、アーティストにとってファンのノリ」みたいなところを振り返ってみたいなと。

将軍:お、一歩間違えれば炎上しそうなネタきたなっ!

執権:別に煽るつもりじゃないんだけど「ファンはアーティストの鑑」みたいなこと、ここでもよく触れてるじゃん。最近のライブマナー的な部分というか、モッシュやダイブとか、正直ちょっと過敏になり過ぎてるんじゃないかって思うわけですよ。

将軍:「足踏まれた!」「押された!」なんてちょっとしたことでも、トゥイッターに上がって炎上してしまうからな。麺が「最近はファンに手を出すとすぐたぬきに上がるから!」って。

執権:それは、ちょっと違うわ!

将軍:でも、バンドブームや90年代にもうSNSみたいなものがあったら、大変だっと思うよ。いちいち炎上してしまって。もしかしたらブームは起きなかったかも。

90年代メルヘンダイバー

──細かいところは抜きにしても最近、ベビメタ現場で色々あったじゃん。“マナー”の部分と“楽しみ方”のバランス問題というか。

凄く無責任な言い方かもしれないけどさ、80年代のパンクや90年代のミクスチャー・シーンを通ってきた我々としてはその辺はある程度、自己責任じゃないかなと思っちゃうんだよな。実際、当時は鉄板の入った安全靴がバンバン飛んできたわけ。ダイブどころか人の上を忍者のように歩いてるヤツがいたり。でも女の子には気を使ったり、無理にモッシュを強要しない、みたいなある程度、最低限の秩序はあった。ライブ終わったあと、脱げた片方の靴掲げて「誰のですか〜?」みたいな光景だったり。まぁ、中には人様に迷惑掛かる行為してたヤツもいたけどね。そこ含めてジャンルやそのバンドのノリだとは思うけど。

──THE MAD CAPSULE MARKET’Sの「体力に自信のない方はステージ後方でご覧下さい」という張り紙してあったもんね、オフィシャルで。

スターリンや、ばちかぶりとか、生肉まいたり、シンバル投げてたじゃん。あれは極端過ぎるけど、ああいうノリをメジャーに持ち込んだのはMADだったよね。客がみんなステージめがけて唾吐きまくる!
MADが知名度上げてきた頃は、スタンディングの大きめのハコが出来始めた頃だから。旧・赤坂BLITZが1996年に出来たでしょ、あれが初めて1000オーバーキャパクラスのスタンディング会場。クラブチッタ川崎も移転前だったから今より小さかったし。『4PLUGS』のツアー(1996年)のとき、ファイナルをBLITZでやったけど、2mくらいの外人のセキュリティーがドカンとステージ目前にいて。ダイバーの流し担当ね。

──その時ってまだダイバーはステージ上にあがっちゃいけないんだっけ?

MADに関しては、97年に当時のON AIR WESTでやった支援組織(ファンクラブ)向けのライブからだね。みんな「マジで上がっていいの?」ってダイバーたちが歓喜状態になったのを鮮明に覚えてる。

──でもあの辺のステージ上がってる連中って意外と行儀いいんだよね。バンドメンバーを邪魔しないようにステージ上をくるくるって廻って客席にダイブして返るという。

基本は4小節1クールで飛ばなきゃいけないんだよ。たまにそのタイミング逃していつまでもステージ上をウロウロしてるヤツがいたけど。MADのライブであったな、大阪IMPホールだったかステージが客で埋め尽くされてそのまま曲が終わってしまったという大惨事が。

ホコ天とバンギャルノリ

──以前、AIR JAMでそのパンク〜ミクスチャーノリが終わったと言ってたけど。

「オイ!オイ!オイ!」っていうヤツでしょ?パンクスはそういう一体感や予定調和みたいなノリがキライだから。

──でも昔、COBRAが「Oi!パンク」なんていうそういうノリやってたでしょ。

元々イギリスに「オイ!」というパンクのムーブメントがあったんだよ。COBRAは、元ネタはそれだったのかもしれないけど、ちょっとそれとは違うんだよね。少しミーハー、というかメジャーノリがあったじゃん、バンドブーム流れもあったし。MAD繋がりなところだけど、室姫深がDie In Cries時代にそういうノリをやめてくれって言ってた。当時、いわゆる手扇子とか、サビで一斉に手を上げるの引くって。バンギャノリみたいなのが普及し始めてた頃だったから。

──ああいうノリっていつから始まったんでしょうね。

こういうのは同時多発的に色んなところで発生するから、どこが最初かは解らないけど。でも手扇子、最初は手のひらを上に向けてステージに両手を掲げるだけの行為だったんだけど、それ自体は86年辺りのユニコーンライブで行われてた。でも、ああいう行為が普及したのはやっぱりホコ天じゃないかなとは思うんだけどね。色んなとこで色んなバンドが演奏しててる中で、オープンスペースだから露骨に人だかりの差が見えるわけじゃない?だから「うちが1番盛り上がってますよ」アピールでさ、独自の煽りや応援行為が生まれていったと思う。

──ジュンスカの「飛べっ!」みたいなヤツか。

うん。昼間はホコ天行って、夜はラママ!みたいなファンが多かったからそういうのがどんどん波及していったという。

──アイドルのヲタ芸だったり、根本的に同じなのかね。バンギャルの振りはホコ天発展型の気がするけど。

ヲタ芸も諸説あるけど、アイドルでも固定ファンの応援行為自体は古くからあるでしょ。だから別にそういうのが生まれてもおかしくはないわけ。バンドでも、親衛隊みたいな熱心なファンが居て色々独自のルールみたいなものを作っていった。それがホコ天〜バンドブームで一気に拡がっていったという感じでしょ。

──Xジャンプも当時、ジャパメタ関西ブームにおける筆頭ファンだったジュディマリのTAKUYAらが考案したというのも有名だしね。GLAYチョップとか、ロキノン系のなんだあの、拳でもない指さしてるわけでもないけど、腕振る行為とか。

ああ、あれは勝手に「どうしようもないフレミングの法則」って呼んでる。指伸ばすならちゃんと伸ばせよ!って(笑)。でもあれね、ちゃんと元ネタがあるの。レゲエのノリ方で“ガンフィンガー(ゴンフィンガー)”っていうんだけど、指を拳銃の形にして上に掲げるの、空砲を撃つような。それが変化したものでしょう。

──あー、そういうことか。言われてみれば、みんなで両手上げて横に揺れるのとかも、レゲエやレイヴあたりから来てそうだもんね。頭上でタオル回すのも?

タオル回しはレゲエ発祥で“プロペラ”ってヤツね。ホントは「最高だ!」という意思表示で回す行為なんだけど。犬が今喜んでしっぽ振るみたいな。でも曲中で回すことを始めたのは米米CLUBなんだよ、最初はハンカチだったけど。それが段々エスカレートしていって扇子や銀波灯っていうまぁ、オリジナルのペンライトなんだけど、変化というかエスカレートしていったわけ。米米の“フリ”は全体的にかなりスキルを要します(苦笑)

振りコピとミラー

──米米のライブってみんな踊るんでしょ?

シュークリームシュのね。振り付け講座のビデオや本もあったし。言わば“フリコピ”の元祖だな。当時は“振り真似”と言ってたけど。ん?“フリコピ”ってハロプロ用語なのかな?あれだ、ハロプロのライブ会場、特にBerryz工房のライブのような光景だと思っていただければ、

──余計に解りづらい…(苦笑)

いや、だから米米とBerryzのノリって似てるんだよ、「MADAYADE」「MATA(C)TANA」とかさー。ちょっとファンク曲多めなのもつんく♂曲も共通だし!そうだ、米米好きなR30世代はベリ見に来るといいよ!

──脱線しそうなので… 

“フリコピ”って演者と同じことをするんだよ、多分これもハロー!界隈でしか通用しない言葉だと思うんだけど、対照的な“ミラー”というものがあって。ハロー!界隈というか意味が違うのかな、普通は“ミラー”っていうと、振りを覚えるために反転させた動画、いわゆる演者と客が鏡越しに対峙する形を指すんだけど。

──つまり、ステージ上の演者が右手を挙げれば、客も右手を挙げるのが、“フリコピ”で、ステージ上の演者が右手を挙げれば、客は左手を挙げるのが、“ミラー”ってことすか。

そうそう。見てもらったほうが早いので、典型的なミラーを。




サビの1:05〜

──先述の両手挙げて左右に振るヤツね。あー確かに。これってスタジアムでよくやるウェーブみたいに誘導要素が強いのかな。

じゃ、ヴィジュアル系定番のコレ。




──「神に祈りを捧げようかぁーー!!」ってヤツか。確かにこれは曲中に“フリ”があるけど、サビの「下々の〜」のくだりで左右に揺れるときはミラーになってる。

これも解りやすい。




──あーー、いわゆるダンサー的な人が居て、所謂フリコピ向きなはずのにミラーになってるわ。

V系以外でも




──あーーー。

だから、結構色々見てるとね、フリコピ文化って、米米とハロプロしかないんじゃないか?と思えてくるわけ。ゴールデンボンバーもミラーだし。だから“踊ってみた”みたいな動画撮るときはフリコピするんだけど、ライブだと一体感を求めて自然とミラーになる。声優ライブもミラーだし、反射神経なのかな。必死こいてライブでもフリコピしてるのって、今ハロヲタくらいなのか。

──ハロプロってみんなフリコピなの?

そこね、私も古参じゃないから始めからそうだったのか、よく解らないんだけど、古参の人の話だと、Berryz工房でフリコピが流行ったと言う話なんだよね。松浦亜弥のときはミラーだったとあややヲタが言ってました。

──でも、ヴィジュアル系の振りってパラパラが元ネタじゃね?パラパラってどうなの?

パラパラはみんなで踊るわけだから、フリコピもミラーもねぇよ!

https://www.youtube.com/watch?v=8KvIep9qtKc
 
後半へつづく)

この記事をシェア
関連記事<広告>

どうせ何か買うならココ↓踏んでから買ってくれるとうれしい