長渕剛に偏見のある人にこそ奨めたい「剛の極上バラード」厳選10曲

追記
ストリーミングで聴ける楽曲はプレイヤーを埋め込みました(2018年5月)

本日9月7日は長渕剛、58歳の誕生日です。

デビュー36年を迎えたオールタイムベストも結構売れてるみたいですね。好きな人はとことん好きだけど、苦手な人も多い。中には昔好きだったけど、肉体改造マッチョ化してからなんだかなぁと思ってる人も多いかと。でも以前よりクリーンなイメージはついてるようで。ドラマ『とんぼ』以降の男だらけのライブ会場もいつからか若い女性が増えてます。

以前こんなのを書かせてもらったのですが、

参考 長渕剛はなぜギター1本で歌ったのか 原点回帰的ライブ『STAY DREAM』を振り返るリアルサウンド

オールタイムベストが出ると同時に、まさかのあの伝説的ライブであった『LIVE’86~’87 STAY DREAM』が映像化されるなんて。フォークなんて過去の遺物、ボブ・ディランもニール・ヤングもアコギ持つのやめたりしてた時代に敢えて「ギター1本でステージに立つ」という意義。アコースティックライブが持て囃されるようになったのはエリック・クラプトンの『アンプラグド』以降のはなし。そして、今や当たり前になっているワイヤレスシステムやらエレアコやら、当時としては画期的なことを取り入れた公演であったこと。内容が凄いのはもちろん、そういう時代背景やらを感じ取ってもらえればなぁ、なんて。

長渕剛- STAY DREAM (The Official Bootleg ) trailer
参考 長渕剛、36年の歴史を10曲に厳選! 名曲に秘められたエピソードを振り返るウレぴあ総研

こちらは「オールタイムベストで学ぶ長渕入門編」といったところ。音楽的にどうこうのような楽曲自体のそれよりも、そこにまつわるエピソード的なところを。マニアックになりすぎず、いい塩梅で。

本文中にもありますが、書ききれなかったこともあったし、もっと言うのなら、オールタイムベストに入らなかった名曲だってあるんだ!ということで、強さや怒りのイメージと同等に長渕節として定評のある、美メロの極上バラードを選んでみました。

マリア

時代は僕らに雨を降らしてる (24bit リマスタリングシリーズ)
LOVE SONGS (24bit リマスタリングシリーズ)
▼収録作品
アルバム『時代は僕らに雨を降らしてる』(1982年)
アルバム『LOVE SONGS』(1986年)

「Aメロ、Bメロ、サビ」の概念は90年代のタイアップ至上において確立されたものと言って良い。特にフォークはそういった形式にとらわれていないものが多く、童謡的でもある。そんな、楽曲構成が掴みづらく、ふと口ずさみたくなる単純なメロながらも美しい曲。独特のリバーブ具合は風呂場で録音されたもの。

君は雨の日に

風は南から (24bit リマスタリングシリーズ)

▼アルバム『風は南から』収録(1978年)

初期長渕歌唱の代表的なファルセットを多用した屈指の名曲。日本の歌でファルセットが美しい曲といえば、女性曲は八神純子「みずいろの雨」、男性曲は同曲だ。

LONG LONG TIME AGO

LOVE SONGS (24bit リマスタリングシリーズ)
長渕剛 SINGLES Vol.2 (24bit リマスタリングシリーズ)
▼収録作品
シングル『勇次』B面(1985年)
アルバム『LOVE SONGS』(1986年)
アルバム『長渕剛 SINGLES Vol.2』(1997年)

オープンDチューニングとフィンガーピッキング、カーターファミリー奏法を巧みに利用した、アコースティックギターの魅力を存分に堪能できる楽曲。今をときめく押尾コータローが得意とするボディートップをパーカッシブに叩くなどのハイテク奏法などが随所に盛り込まれている。当時そのような奏法といえばインストの世界では、マイケル・ヘッジズがいたが、1985年の歌謡界でこのようなことをやっていたのが興味深い。アレンジは長渕ファンにお馴染の笛吹利明。流石の仕事術である。

祈り

逆流 (24bit リマスタリングシリーズ)
長渕剛 LIVE (24bit リマスタリングシリーズ)
▼収録作品
シングル『祈り』(1979年)
アルバム『逆流』(1979年)
アルバム『LIVE』(1981年)

彼女が天へ旅立ってしまうという、実体験を元に書かれた涙ながらに聴けない楽曲。感情を叩きつけるような弾き語りの神髄を魅せるライブアルバム『LIVE』に収められているオリジナルバージョンは必聴である。

12色のクレパス

Captain of the Ship (24bit リマスタリングシリーズ)
LIVE
▼収録作品
アルバム『Captain of the Ship』(1993年)

素朴な日本の歌。歌って、変なひねりも大袈裟なアレンジも要らないんだなって実感する。ライブビデオ『LIVE’94 Captain of the Ship』に収録されているアレンジがこれまた懐かしさと和情緒溢れていて実に素晴らしい。

愛してるのに

時代は僕らに雨を降らしてる (24bit リマスタリングシリーズ)
SUPER LIVE IN 西武球場 (24bit リマスタリングシリーズ)
▼収録作品
アルバム『時代は僕らに雨を降らしてる』収録(1982年)
アルバム『SUPER LIVE IN 西武球場』(1983年)

ファンが思う「隠れざる名バラード」の中ではおそらく、ダントツの人気を誇る曲。マイナーなシングル曲よりも知られているような気がするけど、ライブで多く歌われてきた、というわけではない。『SUPER LIVE IN 西武球場』Ver.は本当に神懸かっているので、迷わず聴いてほしい。

交差点

時代は僕らに雨を降らしてる (24bit リマスタリングシリーズ)
LIVE COMPLETE ’95~’96 (24bit リマスタリングシリーズ)
▼収録作品
アルバム『時代は僕らに雨を降らしてる』収録(1982年)

これもおそらくバラードの中で1,2を争う人気名曲。歌、詞、そして笛吹利明と織り成す2本のギターアレンジも素晴らしい。『LIVE’95 ACOUSTIC ROAD Just Like A Boy』ツアーVer.でのアレンジ+臨場感もたまらない。(CD『LIVE COMPLETE ’95〜96』とDVD『いつかの少年』に収録)

恋というもの

恋というもの
長渕剛 SINGLES Vol.3 (24bit リマスタリングシリーズ)
▼収録作品
シングル『友よ』C/W(1995年)

ファンの中でも知る人ぞ知る曲。和のメロディと爪弾くギター。アルバムには収録されてないし、ライブでもやったことないはず。本当の意味で隠れざる名曲中の名曲だと思っています。

菊一輪の骨

FRIENDS

▼収録作品
アルバム『FRIENDS』(2009年)

男の寂しさというか、わびさび感がたまらないTHE・日本の歌。

何の矛盾もない

LICENSE (24bit リマスタリングシリーズ)
LICENSE [Blu-ray]
▼収録作品
アルバム『LISENCE』収録(1987年)

ピアノバラードってこういうものなんだよ、っていう。もうメロ、歌詞、すべて泣けます。『LICENCE』ツアー当時、婚約発表した志穂美悦子夫人のシルエットが、、、色んな意味で泣けます。

* * *

 
以上。ホントはもっと入れたかった曲あったのですが、キリがないので。

Tsuyoshi Nagabuchi All Time Best 2014 傷つき打ちのめされても、長渕剛。
長渕剛
EMI Records
Release: 2014/07/02

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