技巧派実演販売職人芸 ユーチューバーなギタリストたち from USA

ギター好きにとって気になる機種があったととき、有効活用できるYouTube。何気なく検索していたら、海外のよく解らないフツーのおっさんがバカウマだったりして世界の広さを実感してみたり。日本人と違い、躊躇なく顔出ししたり、「Hey Guys!」で始まるうんちくも何気に見てしまう。

プロが動画に登場することも多く。向こうは元々、楽器店のセミナーやメーカーのエンドースによるデモンストレーション、教則ビデオなどは日本と比べものにならないくらい盛んですから。アルバート・リーやウィル・レイ、ジョニー・ハイランドなど、カントリーのギタリストは特にそうした活動に力入れたりしてます。Skypeを使ったレッスンだったり。

演奏技術はもちろん、実演販売さながらの巧みなトークで人気を博すギタリストも多く。よもや機種の音色を聴くためではなく、単純にその人のプレイを楽しんだり、あのギターを弾いたらどんなサウンドを奏でてくれるのだろうか、だなんて。はい、そんな中から、まさにアクの強い“YouTuber”的なギタリストたちを。

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Phil X

Phil X Comes Alive! Frampton, Zakk, Jimmy! 1958 Les Paul Custom 01379

まっさきに浮かぶのはこの人、Phil X(フィル・エックス)
ボン・ジョヴィのリッチー・サンボラがお休みのとき、代わりに参加したりと、実力派ギタリストなんですが。この、Fretted Americana というヴィンテージ・ギターショップの試奏動画で一躍話題に。

52年テレキャスだろうが、59年レスポールだろうが、躊躇することなく豪快に弾きまくる。自身のバンド、The Drills では、ヴォーカル&ギターということもあって、往年の名曲を美声とともにハイテンションでお送りする、まさにアメリカ的な。毒舌ありの巧妙なトークも人気だったり。

Marc Bolan’s Jag played by PHIL X!! 1964 Fender Jaguar 01139

フルピッキングでかなり自我の強いプレイヤーなので、試奏動画としてはあまり参考になりません(笑)
フェンダー、ギブソン、グレッチ、リッケンバッカー、、、大抵どこのメーカーの、どのモデルも弾いてるんだけど、基本全部同じ音!ギタリストとしては理想だけどね。

VAN HALEN TIME!! 1959 LES PAUL JUNIOR 01318

ジャガーでマーク・ボラン弾いてると思ったら、泣く子も黙る59年レスポールJr.でヴァン・ヘイレンかよ!もっとやれ

PHIL X and the ‘MOSRITE SPECIAL’ 50 years of Mosrite! Part I of II

はい、この人に掛かればモズライトだってこの通り。
まさに「Phil Xはあのギターをどう弾くか?」ということを楽しむ動画シリーズです。

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Pete Thorn

SUHR PT-100 SIGNATURE EDITION™ AMPLIFIER

うって代わって、硬派な雰囲気の Pete Thorn(ピーター・ソーン)
クリス・コーネル(サウンドガーデン)やコートニー・ラヴ、アリシア・キーズなどのサポートを務めるダーティーなアメリカンロックなギタリスト。最近は長渕剛のバックバンドに参加して話題になっております。

Pete Thorn’s Youtube Channel… All Guitar, All The Time!

Shur や TC Electnic などの通好みのモニター、自身のYouTubeチャンネルではその他、ハンドメイド系のエフェクター試奏や独自のギターレッスンなども公開。確かな実力と落ち着いた喋りで、ギターキッズから信頼を寄せている。

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RJ Ronquillo

Eastwood Guitars Airline MAP Demo – RJ Ronquillo

ビザール・ギター復刻メーカーとして、お馴染みの EastWood Guitars のプロモーション動画から、RJ Ronquillo(RJ ロンクィロ?)
右腕のタトゥーが印象的。土っぽいロックスタイルは個人的にすごく好み。

Airline ’59 Custom 3P DEMO – RJ Ronquillo

この粒立ちの揃ったピッキング!

オフィシャルサイト見たら、スティーヴィー・ワンダーやらチャカ・カーンの共演もあったりと納得の実力派。

RJ Ronquillo
WEBSITE FACEBOOK TWITTER
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Keith McFadden

Eastwood Guitars Airline H44 Demo – Keith McFadden

EastWood Guitarsからもう一人、Keith McFadden(キース・マクファデン)
この人、このメーカーの試奏動画くらいしか見当たらないので、謎?なギタリスト。
RJ Ronquilloに比べると、もう少し繊細な感じ。ループ・サンプリングを使った巧妙なプレイがグっとくる。

Eastwood Pete Shelley Signature Demo – Keith McFadden
Eastwood Guitars Airline Bobkat Demo
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JD Simo

Carter Vintage Guitars – J.D. Simo – 1967 Fender Telecaster

以前、「ロック好きのためのカントリーギターのススメ」でも紹介しました、JD Simo(JD シモ)

カントリー〜ブルースを完全網羅したギタープレイはもう脱帽。

Carter Vintage Guitars – J.D. Simo – 1961 Gibson SG Jr and Fender Vibrolux
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Greg Koch

SOLD • Fano Guitars Alt de Facto SP6 • SN: 521219

最後は知る人ぞ、知る、超名手 Greg Koch(グレッグ・コッケ)

自分はヴィンテージを基としながらも、斬新な発想とデザインを用いるメーカーが好きでして。fano guitars やら Mastery Bridge やら Loller Pickups…みたいな。その辺のメーカーは大体繋がってたりするんだけど、その界隈によく登場してくるのが、このおっさん。

カントリーからブルース、ロックからヒュージョンまで。かゆいところ隅々まで手が届いている感。ギターとはなんたるかを全て解ってる感が凄い。

Greg Koch – Tip of The Day

腕もさることながら、巧みな話術と憎めない愛くるしいキャラも人気の秘訣。
NAMMショーやら色んなところで見かけます。動画でね。

NAMM 2015 • Greg Koch and Roscoe Beck Perform their Electric Set at the Fishman Booth

いわゆるテレキャスター職人のギタリストだけど、ストラトを操ればこんな!ストラトキャスターの機能を最大限に活かしてます。

Strat’s Got My Tongue
Greg Koch
CD Baby
Release: 2012/08/10

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