女の子って何やっても正解になるからズルい

なんか、“ガールズ・バンド”って言葉、実際使うのなんか恥ずかしいんですよ。ちょっと前まで“ギャルバン”って言ってたけど、最近使わなくなりましたね。SHOW-YAやプリプリが流行ってた80年代って、“レディース・バンド”と言ってたよなぁ。あ、年々、歳が下がってるってこと?

サイサイ「alarm」がイイキョクすぎる

Silent Sirenのニューシングル「alarm」
パジャマ姿にハブラシって、もう優勝だろ。




【Silent Siren】「alarm」MUSIC VIDEO full ver.【サイレントサイレン】

って、そこも見どころではありますが、ここ最近表現力がグっと増したすぅの歌声と、ちょっとせつないメロディーが今の肌寒くなった冬の朝にぴったりな曲。イントロのギターストロークだけでビール3杯飲めます。音源もジャズマスターかな?こんな上質なフェンダー系ギターのミックストーンなんて近年中々聴けないよ。サイサイは変にパワーコードに行かないところが好き。

いつのまにかすっかり私の心を鷲掴みにしてしまったサイサイの魅力を書かせていただきました。

王道ポップスをきっちりやる良いバンドだし、クボナオキは素晴らしいメロディーメーカーですね。インディーズ時代のマイナー系ロック路線も結構好きです。

赤い公園のひねくれポップス

で、打って変わって、赤い公園、11月22日発売のニューシングル。




赤い公園「KOIKI」MUSIC VIDEO

「絶対的な関係」のときは、シングルとはいえ、結局こっちなの?!とちょっと残念な気もしましたが、これですよ、こういう曲待ってました!なんでフルじゃないんだー。

冒頭のボンゾ、キース・ムーン的な暴れ具合の拍が解らなくなるドラムもステキですが。ベースラインがエロい。うねるグルーヴィーさがひたすらエロい。下に行く度にゴリっとする音色もとにかくエロい。そして、小股の切れ上がったような(昭和表現ですね…)心地よいギターのカッティング。津野さんのカッティングってジャストじゃない、独特のタイム感がたまんないよね。どこか抜けの悪いギターサウンドも病みつきになるし。隙がねぇ曲だぜ。

赤い公園の何が凄いって、変なことやってると見せかけて、意外と王道ポップスに徹してるところ。日本のロックのテーマとして、「ポップじゃないけど、キャッチー」みたいなところがありまして。うん、それは私だけが思ってることかもしれないけどさ。「ポップ=聴きやすい」「キャッチー=解りやすい」という、似ているようで全く別なもの。そういう意味では、hide「ピンク スパイダー」あたりが、究極の“否ポップなキャッチーソング”だと思ってます。全然ポップじゃないのに、ものすごくキャッチー。サビとか子供でも歌える、真似したくなるじゃないですか。ハロプロのつんくソングもそういうものが多いです。つんく♂さん…(涙)

で、赤い公園は真逆の「ポップなんだけど、キャッチーじゃない」という感じ。佐藤千明の歌唱にも起因してるとは思うけど、メロディーの美しさを感じながらも、実際すぐ歌えるかというとこれがまた難しい。80年代洋楽ポップスと通ずるものがあるかと思います。耳馴染みのよさを感じながらも、紐解いていけば複雑だった、みたいな。「コード進行ガー、メロディーラインガー、」という音楽理論を用いれば、「あり得ない!すげー」という話になり得るんだけど、こういうのって、作ってる・やってる当人たちは、自然体でやってる場合(“練ってる”というのは別)も多いので、そうした解釈が良いことなのかどうかは不明なんですが。まぁ、このバンドに関しては作曲担当のギターの津野さんが変化球、ひねりをブチ込んでくるので。でもアレンジはバンドだし。




こういうの聴くと良くできたポップスだなーとしみじみ思います。津野さんのKAY K161(
Sivertoneブランドだし!)むちゃくちゃいい音しとる。

洋楽の女性ヴォーカル、シンガーソングライターの世界では80年代のスザンヌ・ヴェガだったり、00年代は「ノラ・ジョーンズ以降」なんて形容もあったりして、いわば時流の分岐点があるんだけど、日本では椎名林檎ですよね。彼女の登場でスタイルだけでなく、ロックのサウンドは変わったと思う。Coccoは90年代初期のグランジをしっかり踏襲してるんだけど、林檎嬢はそこにアングラ感をブチ込みながら、派手さと華やかさが共存している。ファズ的な汚い歪みも不協和音にしても、いわゆる“ノイズ”を音楽の要素として昇華するのではなく、直球で来たわけ。このあたりはプロデューサーの亀田誠治やギターの西川進の仕事術も大きく影響はしているんだけど、メジャー感を打ち出したオルタナティヴサウンドメイクが完成された。当時は斬新で亜流だったわけだけど、今や主流の一つにもなってる。日本独特のバンドサウンドだと思います。

その「メジャーのオルタナロック」をがっつりやってるのが、赤い公園かと。“林檎フォロワー”だなんていうのは安易すぎる発想で。でも、そういう時代背景を過ごした今どきの子たちの“現代のバンド”だなとすごく感じるのです。ただ、個人的には“女性版・XTC”だと思ってます。音楽が似てるとかではなくて、“ひねくれポップス”のにおいとセンスの部分。もっとマニアック路線がイケるバンドだとは思うけど、そこに行かず歌モノロック路線からズレないところだったり。インディーズの頃は少し趣きの違ったバンドだったし、メジャー感が良い方向に行ったなぁと。

なんか、業界関係者を中心に「赤い公園すごいぞ」みたいな過剰な風潮が、デビュー〜去年くらいにあったじゃないですか。あれがもの凄くイヤだったんですよ。なんか根拠なく褒めとけばいい、みたいな感じがして。

tricotの中毒性

メジャーがあれば、インディーもあるってことで。インディーズじゃなくて“インディー”。メジャーという大衆性に相反する自己追及型のインディー・ロック。




tricot 『ポークジンジャー』 MV

安定の気持ちの悪さと中毒性が共存するtricotの新MV。
内容に突っ込みを入れたら負けだと思います、ハイ。

椎名林檎がひとつの分岐点だとして、分岐点になりそうでなり得なかったバンドが、ナンバーガールだと思います。もちろん影響力はハンパないけど、それこそ狙って出来るようなものでもないので。ナンバガ登場以降、一時期の下北沢がそんなバンド一色になったけど、どれも同じようだったし、正直みんな何をやりたいのか解らなかった。そこから突発したフォロワーは生まれませんでした。その後、変則的なリズムなどを用いるインストのポストロックが流行ったりもしましたが。林檎ちゃんは解放的なアメリカン・オルタナティブ・ロックの系譜だけど、ナンバガは湿っぽいブリティッシュ・ポスト・パンクですよね。あくまでサウンドの話。

「偏差値の高そうなロック」これは、あくまで個人的な言語でして。90年代オルタナロック以上、博士音楽(ジム・オルークやコーネリアスあたりをこういう表現で用いられることがある)未満とでもいいましょうか。RADWINPSが技巧的な変則要素をちょっと斜に構えたようなヤサグレ中二的ロックに落とし込んだわけですが、それをもっとお気楽に解釈してるのが、tricotだなと。どこか80年代サブカル的でもあり、煙に巻くようなシニカルさもありつつ。何より、自分たちが楽しんでやってるのが滲み出ている。インディーズ、実際は自主レーベルという自由なスタンスでやってることもしかり。媚もないし、要はビジネス臭がしない。確信犯よりも自由奔放。いつのまにか、世界のいろんなところに行ったりしてますが、このままメジャーに行かないで独走し続けて欲しいなと思います。

まったくブレないSCANDAL

最後はどメジャーで。




SCANDAL “Documentary film「HELLO WORLD」”‐Trailer 2

SCANDALの映画“Documentary film「HELLO WORLD」”観れなかったー。こういうバンドのドキュメンタリーものはわざわざ映画でやるものじゃないと思ってるし、海外人気をオフィシャル自らがひけらかすのは個人的にもっとも苦手なところなんですが。批判するのも何も見ないと始まらないですから。

海外人気を過剰にアピールして実際は、、、みたいなアーティストも多いのだけど。SCANDALは、元々海外人気が先行した(そういう戦略)ところもあったし、実際、現在は海外でも女性メンバーだけのバンドって、有名どころは居ませんから。彼女たちが人気なのも頷けるわけです。

ちょっと前になるのですが、フェンダー株式会社発足時のレセプションパーティーで内田裕也御大がSCANDALを観て「何歌ってるのかわからない」と発言しておりましたが…

うん、よくぞ言ってくれました。私も思ってました。ライブだとHARUNAの歌詞がよく聞き取れないんですよ。おそらくファンの多くが感じてたことだけど、言えない、言っちゃいけない雰囲気もあったのかな、なんて。

で、そのあとリリースされたのがこの曲なんですよ!9月リリースのシングル『Sisters』。




SCANDAL 『Sisters』‐Music Video(Short Ver.)

音源に関しては、歌詞が聞き取りにくいなんてことは今までも特になかったのですが、明らかに発声・発音法が変わってるし!内田裕也の影響なのかは不明だけど(Rec時期考えると違うと思う)、自分的にも感じてたのかな…。

制服姿で踊る姿が恋しいなぁ、とも思っていたりするんだけど。でも、ここに上げたバンドの中では一番キャリアも長くてお姉さんなんだよな。

昨年から急速的な音楽的変化を感じるSCANDALですが。これまでいろいろタイミングはあったかと思うけど、一度もブレてないし、変な“アーティスト病”も発症していない子たちなので、この先も心配しておりません。こんなスレてないバンドなんて珍しいので、むしろ国で保護すべきだー。

* * *

はい、全然タイプの違う私の好きな4つのバンドを並べてみました。
いろんなガールズ・バンドがおりますが、女の子って基本何やっても“正解”になるからズルいよね。音楽に限らずだけどさ。

Silent Siren Live Tour 2014→2015冬 〜武道館へ GO! サイレン GO!〜@日本武道館 [Blu-ray]
Silent Siren
ドリーミュージック
Release: 2015/04/22

Amazon Rakuten

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女の子って何やっても正解になるからズルい

なんか、“ガールズ・バンド”って言葉、実際使うのなんか恥ずかしいんですよ。ちょっと前まで“ギャルバン”って言ってたけど、最近使わなくなりましたね。SHOW-YAやプリプリが流行ってた80年代って、“レディース・バンド”と言ってたよなぁ。あ、年々、歳が下がってるってこと?

サイサイ「alarm」がイイキョクすぎる

Silent Sirenのニューシングル「alarm」
パジャマ姿にハブラシって、もう優勝だろ。




【Silent Siren】「alarm」MUSIC VIDEO full ver.【サイレントサイレン】

って、そこも見どころではありますが、ここ最近表現力がグっと増したすぅの歌声と、ちょっとせつないメロディーが今の肌寒くなった冬の朝にぴったりな曲。イントロのギターストロークだけでビール3杯飲めます。音源もジャズマスターかな?こんな上質なフェンダー系ギターのミックストーンなんて近年中々聴けないよ。サイサイは変にパワーコードに行かないところが好き。

いつのまにかすっかり私の心を鷲掴みにしてしまったサイサイの魅力を書かせていただきました。

王道ポップスをきっちりやる良いバンドだし、クボナオキは素晴らしいメロディーメーカーですね。インディーズ時代のマイナー系ロック路線も結構好きです。

赤い公園のひねくれポップス

で、打って変わって、赤い公園、11月22日発売のニューシングル。




赤い公園「KOIKI」MUSIC VIDEO

「絶対的な関係」のときは、シングルとはいえ、結局こっちなの?!とちょっと残念な気もしましたが、これですよ、こういう曲待ってました!なんでフルじゃないんだー。

冒頭のボンゾ、キース・ムーン的な暴れ具合の拍が解らなくなるドラムもステキですが。ベースラインがエロい。うねるグルーヴィーさがひたすらエロい。下に行く度にゴリっとする音色もとにかくエロい。そして、小股の切れ上がったような(昭和表現ですね…)心地よいギターのカッティング。津野さんのカッティングってジャストじゃない、独特のタイム感がたまんないよね。どこか抜けの悪いギターサウンドも病みつきになるし。隙がねぇ曲だぜ。

赤い公園の何が凄いって、変なことやってると見せかけて、意外と王道ポップスに徹してるところ。日本のロックのテーマとして、「ポップじゃないけど、キャッチー」みたいなところがありまして。うん、それは私だけが思ってることかもしれないけどさ。「ポップ=聴きやすい」「キャッチー=解りやすい」という、似ているようで全く別なもの。そういう意味では、hide「ピンク スパイダー」あたりが、究極の“否ポップなキャッチーソング”だと思ってます。全然ポップじゃないのに、ものすごくキャッチー。サビとか子供でも歌える、真似したくなるじゃないですか。ハロプロのつんくソングもそういうものが多いです。つんく♂さん…(涙)

で、赤い公園は真逆の「ポップなんだけど、キャッチーじゃない」という感じ。佐藤千明の歌唱にも起因してるとは思うけど、メロディーの美しさを感じながらも、実際すぐ歌えるかというとこれがまた難しい。80年代洋楽ポップスと通ずるものがあるかと思います。耳馴染みのよさを感じながらも、紐解いていけば複雑だった、みたいな。「コード進行ガー、メロディーラインガー、」という音楽理論を用いれば、「あり得ない!すげー」という話になり得るんだけど、こういうのって、作ってる・やってる当人たちは、自然体でやってる場合(“練ってる”というのは別)も多いので、そうした解釈が良いことなのかどうかは不明なんですが。まぁ、このバンドに関しては作曲担当のギターの津野さんが変化球、ひねりをブチ込んでくるので。でもアレンジはバンドだし。




こういうの聴くと良くできたポップスだなーとしみじみ思います。津野さんのKAY K161(
Sivertoneブランドだし!)むちゃくちゃいい音しとる。

洋楽の女性ヴォーカル、シンガーソングライターの世界では80年代のスザンヌ・ヴェガだったり、00年代は「ノラ・ジョーンズ以降」なんて形容もあったりして、いわば時流の分岐点があるんだけど、日本では椎名林檎ですよね。彼女の登場でスタイルだけでなく、ロックのサウンドは変わったと思う。Coccoは90年代初期のグランジをしっかり踏襲してるんだけど、林檎嬢はそこにアングラ感をブチ込みながら、派手さと華やかさが共存している。ファズ的な汚い歪みも不協和音にしても、いわゆる“ノイズ”を音楽の要素として昇華するのではなく、直球で来たわけ。このあたりはプロデューサーの亀田誠治やギターの西川進の仕事術も大きく影響はしているんだけど、メジャー感を打ち出したオルタナティヴサウンドメイクが完成された。当時は斬新で亜流だったわけだけど、今や主流の一つにもなってる。日本独特のバンドサウンドだと思います。

その「メジャーのオルタナロック」をがっつりやってるのが、赤い公園かと。“林檎フォロワー”だなんていうのは安易すぎる発想で。でも、そういう時代背景を過ごした今どきの子たちの“現代のバンド”だなとすごく感じるのです。ただ、個人的には“女性版・XTC”だと思ってます。音楽が似てるとかではなくて、“ひねくれポップス”のにおいとセンスの部分。もっとマニアック路線がイケるバンドだとは思うけど、そこに行かず歌モノロック路線からズレないところだったり。インディーズの頃は少し趣きの違ったバンドだったし、メジャー感が良い方向に行ったなぁと。

なんか、業界関係者を中心に「赤い公園すごいぞ」みたいな過剰な風潮が、デビュー〜去年くらいにあったじゃないですか。あれがもの凄くイヤだったんですよ。なんか根拠なく褒めとけばいい、みたいな感じがして。

tricotの中毒性

メジャーがあれば、インディーもあるってことで。インディーズじゃなくて“インディー”。メジャーという大衆性に相反する自己追及型のインディー・ロック。




tricot 『ポークジンジャー』 MV

安定の気持ちの悪さと中毒性が共存するtricotの新MV。
内容に突っ込みを入れたら負けだと思います、ハイ。

椎名林檎がひとつの分岐点だとして、分岐点になりそうでなり得なかったバンドが、ナンバーガールだと思います。もちろん影響力はハンパないけど、それこそ狙って出来るようなものでもないので。ナンバガ登場以降、一時期の下北沢がそんなバンド一色になったけど、どれも同じようだったし、正直みんな何をやりたいのか解らなかった。そこから突発したフォロワーは生まれませんでした。その後、変則的なリズムなどを用いるインストのポストロックが流行ったりもしましたが。林檎ちゃんは解放的なアメリカン・オルタナティブ・ロックの系譜だけど、ナンバガは湿っぽいブリティッシュ・ポスト・パンクですよね。あくまでサウンドの話。

「偏差値の高そうなロック」これは、あくまで個人的な言語でして。90年代オルタナロック以上、博士音楽(ジム・オルークやコーネリアスあたりをこういう表現で用いられることがある)未満とでもいいましょうか。RADWINPSが技巧的な変則要素をちょっと斜に構えたようなヤサグレ中二的ロックに落とし込んだわけですが、それをもっとお気楽に解釈してるのが、tricotだなと。どこか80年代サブカル的でもあり、煙に巻くようなシニカルさもありつつ。何より、自分たちが楽しんでやってるのが滲み出ている。インディーズ、実際は自主レーベルという自由なスタンスでやってることもしかり。媚もないし、要はビジネス臭がしない。確信犯よりも自由奔放。いつのまにか、世界のいろんなところに行ったりしてますが、このままメジャーに行かないで独走し続けて欲しいなと思います。

まったくブレないSCANDAL

最後はどメジャーで。




SCANDAL “Documentary film「HELLO WORLD」”‐Trailer 2

SCANDALの映画“Documentary film「HELLO WORLD」”観れなかったー。こういうバンドのドキュメンタリーものはわざわざ映画でやるものじゃないと思ってるし、海外人気をオフィシャル自らがひけらかすのは個人的にもっとも苦手なところなんですが。批判するのも何も見ないと始まらないですから。

海外人気を過剰にアピールして実際は、、、みたいなアーティストも多いのだけど。SCANDALは、元々海外人気が先行した(そういう戦略)ところもあったし、実際、現在は海外でも女性メンバーだけのバンドって、有名どころは居ませんから。彼女たちが人気なのも頷けるわけです。

ちょっと前になるのですが、フェンダー株式会社発足時のレセプションパーティーで内田裕也御大がSCANDALを観て「何歌ってるのかわからない」と発言しておりましたが…

うん、よくぞ言ってくれました。私も思ってました。ライブだとHARUNAの歌詞がよく聞き取れないんですよ。おそらくファンの多くが感じてたことだけど、言えない、言っちゃいけない雰囲気もあったのかな、なんて。

で、そのあとリリースされたのがこの曲なんですよ!9月リリースのシングル『Sisters』。




SCANDAL 『Sisters』‐Music Video(Short Ver.)

音源に関しては、歌詞が聞き取りにくいなんてことは今までも特になかったのですが、明らかに発声・発音法が変わってるし!内田裕也の影響なのかは不明だけど(Rec時期考えると違うと思う)、自分的にも感じてたのかな…。

制服姿で踊る姿が恋しいなぁ、とも思っていたりするんだけど。でも、ここに上げたバンドの中では一番キャリアも長くてお姉さんなんだよな。

昨年から急速的な音楽的変化を感じるSCANDALですが。これまでいろいろタイミングはあったかと思うけど、一度もブレてないし、変な“アーティスト病”も発症していない子たちなので、この先も心配しておりません。こんなスレてないバンドなんて珍しいので、むしろ国で保護すべきだー。

* * *

はい、全然タイプの違う私の好きな4つのバンドを並べてみました。
いろんなガールズ・バンドがおりますが、女の子って基本何やっても“正解”になるからズルいよね。音楽に限らずだけどさ。

Silent Siren Live Tour 2014→2015冬 〜武道館へ GO! サイレン GO!〜@日本武道館 [Blu-ray]
Silent Siren
ドリーミュージック
Release: 2015/04/22

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