テレモダーン完成「モダーン+エスクワイア=モダネスク?」

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前回のつづき、テレモダーン、ひとまず完成。

Gibson Moderneは一見奇妙なシェイプながらも、フライングVのように「床に座って弾けない」ということがなく、羽根を足に挟んでもよし、腿に乗っけてもよし、と演奏性がよく考えられていると思う(発表年は同じだけどな、、、)。ただ、パンツの材質によっては若干滑るので、コリーナVみたいなゴムのすべり止めつけたほうがいいか思案中。

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Body Material: Lightweight Ash
Body Finish: Oil Finish
Neck Material: Maple 1 Piece
Neck Shape: Custom “U”
Scale Length: 25.5″ (648 mm)
Number of Frets: 21
Fingerboard Radius: 7.25″ (184 mm)
Fret Size: Sanko Vintage-Style
String Nut: Tusq
Nut Width: 1.650″ (41.91mm)
Neck Finish: Soap Finish
Bridge Pickup: Seymour Duncan STL-1b
Controls: Master Volume, Master Tone
Bridge: 3-Brass Saddle & Sidecut Plate
Tuning Machines: Gotoh SD91

この人はオリジナルに比べて、下半身&羽根が若干スマートになっているので、全体的なバランスはランディーVやDuesenberg Rocketに近い。総重量2.8kgと非常に軽く、ストラップで吊ったときにヘッド落ちしないピンの位置を試行錯誤しつつ。本当は羽根の先端(ボディエンド端)にあったほうが、ストラップの伸びたシルエットが美しいんですけどね。コリーナVだともっと股によせてる場合もあるので、このあたりは重量が軽いVの宿命でもあり、みんな悩んでるところ。

"Moderne" Slim Shape

“Moderne” Slim Shape

ネックはソープフィニッシュ。ただ、メイプルネックは飴色になってるほうが好きなので、コーヒー染めした上でソープフィニッシュを施しました。手触りは、そのまんま木です。気温・湿度による保護の面は少し気になるけど、ここ1ヶ月くらい真冬の気温から暖房の効いた部屋など、いろいろ持ち歩いたけど、今のところまったく動いてない。まぁ、ナット幅:1.650″ (41.91mm) 、1f-12f厚:0.90″(22.86mm)-0.99″(25.146mm)のUシェイプに仕上げた肉厚グリップなので。

Telecaster Style Headstock

Telecaster Style Headstock

ストリングリテイナーも弦張ってから位置決めしようと思っていたら、つけなくともテンション&弦落ち含め、今のところ何も問題ない。別にHAPもマグナムロック機能もついてない、ごくノーマルなGOTOH SD91だけど。ヘッドのサインは解る人だけ解ってもらえれば(笑)。

Moderne(モダーン)+Esquire(エスクワイア)=Modernesque(モダネスク)?

フロントピックアップは、フィルタートロンかゴールドフォイルあたりの、いかついピックアップ載せたいと漠然と考えていたんだけど。音量/音色バランスもあるので、基準となるリアを載せてから決めようと。こんなシェイプだから、どんな音になるのか予想もつかなかったし。仮で組んでみたら、このルックス全然アリだった。1ピックアップは夢があるよね。

Seymour Duncan STL-1b

Seymour Duncan STL-1b

キャビティはピックガードで隠せばいいんだろうけど、このルックスが武骨でいいじゃん。ビリー・ギボンズ御大のエスクワイアみたいでさ。

肝心のサウンドは?

Sidecut Bridge-Plate

Sidecut Bridge-Plate

生鳴りはわりといい感じ、ライトアッシュ+オイルフィニッシュのテレの音です。ライトアッシュって、アルダーのようなボディ全体に響く感じじゃなくて、トップがよく響いてそのまま「バーン」って真正面に音が出てくるよね。それがフルアコでもセミアコでなく、なぜか「テレキャスがいちばんアコギ弾いてる感覚に近い」と言われる要因の一つでもある気がするんだけど。まだ新しいギターの鳴り方だけど、そういうテレっぽさはちゃんとあります。

Master Volume, Master Tone

Master Volume, Master Tone

アンプに通した音も結構まとも。こんなボディシェイプだし、軽いので、ちゃんとテレキャスの音がするのか心配だったけど、しっかりとトゥワンギーな音します。ただ、普通のテレキャスみたいなガッツさは少し薄くて、低音少なめで軽やかなんだけど、妙な中域がある。普通のテレじゃない音域でこれが弾いていて妙に気持ちよい。「ボディが後ろに延びると中域が出る」なんて言われる、フライングVの独特のあの中域って、ボディシェイプによるところが大きいんだなと感じた。実践での使用はまだだけど、デカイアンプで歪ませてみたら暴れた音がした。Fender Twinより、Marshall 1959 SUPER LEAD MKIIで鳴らしたほうが、暴力的でカッコいい音がした。キャパシタは秋葉原で1コ10円くらいで売ってそうな小さいセラコン0.1μF。めいっぱい絞ったときの音が気にくわないので、いろいろ試したいところ。

まぁ、これが最終形態というわけではないし、気が変わって、フロントP.U.載っけるかもしれないし、ピックガード作るかもしれない。

Flying V, Explorer, Firebird: An Odd-Shaped History of Gibson’s Weird Electric Guitars (Guitar Reference (Backbeat Books))
Tony Bacon
Backbeat Books
Release: 2011/06

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