オイルフィニッシュしたら茶トラになった、テレモダーン

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前回、ソープフィニッシュを施してみた“テレモダーン(仮)”ですが、最終的に<LIVOS(リボス)>にしました。家具など、DIYする人にはお馴染みのドイツ製自然塗料です。アルドボス(オイル)をフレンチポリッシュ風に塗布し、ビボス(ワックス)で最終仕上げ。通常、アルドボスは2〜3回塗り推奨ですが、もう少し塗り重ねることで若干光沢感が増し、ビボスで仕上げることによって、3分艶くらいになります。導管ボコボコが好きなので、目止めは一切してません。

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木目&導管がネコの毛並みのようだ、まさに茶トラ「ホワッツマイケル」(古っ!」

オイルフィニッシュ独特のしっとりとした“ぬめり”っぽさがなく、サラサラでシルキーな仕上がりになるのが、リボスらしいところ。この肌触り&感触含め、ギターの塗装として好みが分かれるところかと思いますが、良質な高級無垢材テーブルのような質感が私はたまらなく好きです。

「これでいい。いや、これがいい。」ダンカンの銘機“STL-1”

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ピックアップは、Seymour Duncan(セイモア・ダンカン)の<STL-1 Vintage’54>、定番中の定番モデル。ストラトキャスターほどじゃないにせよ、数多く存在するテレキャスターのリプレイストメントピックアップを散々試してきましたが、「結局これがいいかもしれない」というところに落ち着きました。というか、コストパフォーマンス考えたらこれが一番だ。ダンカンは“ジェリー・ドナヒューモデル APTL-3JD”が好きで、STL-1は王道すぎて手を出してこなかったんですよ、まさに灯台下暗し。気に入って、フェンダーの72年テレキャスター・カスタムやヴァンザントにも載せたくらい。

「テレキャスターは音が太い」「50年代のテレキャスターは、」「ジミー・ペイジは、」……だなんて。情報の受け売りで、「おまえ、50年代のテレなんて絶対弾いたことないだろ」っていう人までよく言われる常套句。だいたい、そういう人に限って「太い音=パワーがある」と勘違いしてたりもして。そういった人や、エフェクターをよく使う人は、テキサス・スペシャルを載せたほうが幸せになれると思う。STL-1は、テレ独特の「ガッツのある音、存在感のある音」をちゃんと理解してる人に奨めたいピックアップです。

STL-1はこんな人におすすめ

  • どんなギターよりもテレキャスターが至高
  • エフェクターはほとんど使わない
  • 指で(も)弾く
  • ボリューム7〜10の微妙な音色変化がテレの醍醐味だと思う
  • ハイパスコンデンサ、1MΩポットが苦手
  • は?導電塗料?シングルコイルはノイズがあって当たり前だろ
  • いろんなピックアップやいろんなタイプのテレキャスターを弾いてきた人ほど、このピックアップの良さが解るかもしれない。おっさんになってから気付く「普通が一番、だけど普通が一番難しい」というところ。ジョー・バーデンやEMG Tも大好きなピックアップですけど、コイツはまさに“素のテレキャスター”って音がする。

    アメリカでは「ロイ・ブキャナンの音がする」と、Dimarzio(ディマジオ)の<DP-173 Twang King>がここ数年で再評価されているのですが。あっちはプレーン弦に元気がある音。比べると、ダンカンは4,5弦の食いつきみたいなところに特徴がある。「ガッガッ」って。もちろん、ギター本体の影響もありますから、どちらが良いだなんて一概には言えませんが。ただ、ダンカンのほうが安い。でも、“Twang King”ってネーミングセンス最高だよね。

    とりあえず、迷ったら、STL-1載せておけば問題ない。これでダメならギター本体のせいか、弾き手の腕が悪い。鳴りに関しては、ギター本体とパーツのバランス調整次第だし、「もうちょっと音に艶が、」みたいなときは配線材とコンデンサの選択でどうとでもなるでしょう。

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    ブリッジは、ALL PARTSブランドのごくごくフツーのヤツ。いわずもがな、3コマのアッシュトレイタイプです。ブリッジもペグも軽ければ軽いほど良いと思ってる派です。Glendaleも試したいところなんですが、ああいう高級パーツは標準的なものから交換したときにプラシーボ含めて「変わった!スゲー!」と楽しむものですから。最初っから載せてしまったら効果も解らないし、ありがたみがない。

    ジョー・バーデンっぽく、1弦側をサイドカットしてみた。ここがピッキング時に邪魔だと思ったことはないんだけど、カットしてるほうがなんか“こだわってる”感じするでしょう。ついでに、メッキ剥がしたら全然鳴りが変わった。叩くと「チーーーン」ってすごくいい音がする。ちゃんと50年代っぽく、上部ネック側を艶有り、下部ブリッジ側を梨子地っぽくしました。エッジの部分のバリ含めてキレイに整えたので、見た目もカラハムくらい、は言い過ぎだけど、倍値くらいする美しいブリッジの見た目に生まれ変わりました。

    STL-1 BK -Vintage’54,Lead
    Seymour Duncan

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