元スパガ・さおりーぬの『サオメロ』がすごかった

先日、元SUPER☆GiRLS・八坂沙織の『八坂沙織音楽会 SAORI’S MELODY サオメロ3 ~追加公演~』に行ってきました。前回、行きそびれた秋葉原CLUB GOODMANの追加公演、3月25日渋谷Cyclone。

前回、UST配信も行っていたが見れてない。なので、予備知識は皆無。どういう感じのライブになるのか予想がつかず、いや、なんとなく予想はしていたのだが……、見事に裏切られた。なんだこれ。感想をひとことで言い表すのなら、「この人、狂ってるな…」ということ。元アイドルがライブやっちゃいました、なんてノリではない。バックバンドはアグレッシブ。アニソン縛りだったが、ポップ感のほとんどないパンキッシュでハード寄りのアレンジ。

そして八坂嬢。ミュージカル発声、昭和表現を用いるのなら、ちりめんビブラートとでもいうか。細かく声を震わせるような歌声はビンビン響くし、ワイヤードマイクを巧みに操る姿は異様な貫録。かわいらしく見せるとか、かっこつけるだとかそんなこと一切考えてないステージングであり、パフォーマンスというよりも、意の赴くままに動いてるアクションがすごい。なんだこの鬼気迫る感じ。歌い終わった後、時折舌を出すのだが、「てへぺろ☆」というよりもジーン・シモンズだった。可愛さ以上に怖さをも感じたり。表情に気を使わない美人って最強すぎる。

狂気性を秘めたヴォーカリストだったし、なによりフロントマンの存在感が凄かった。粗削りなところもあるんだけど、逆にそこを含めて持っていかれてしまいました。

SUPER☆GiRLSは、まさに品格の良いエリートアイドルというグループだったし、楽曲も見せ方も完璧までにメジャー感満載のハイクオリティで結構好きだった。「MAX!乙女心」「赤い情熱」最高じゃないか。「女子力←パラダイス」は非の打ち所のない超絶名曲だと思っている。とはいえ、足しげく現場に通うようなヲタやファンと呼べるようなものではなく、ライヴやイベントは数えるほどしか見たことがなかったので、そこまで語ることは出来ないのだが、八坂嬢は非常に気になる存在だった。最年長でリーダーというところもあったかとは思うけど、他メンバーにはない度胸と冷静さを感じたり、どこかアイドルというものを達観してるような部分も見え隠れしていたり。同時に内に秘めた才気というか、ただならぬ大物感をも漂わせていた。だから卒業発表も、その後のミュージカル&舞台女優として活動するのも納得の事案。

舞台を観たいとは漠然と思ってはいたのだけど、いまだ観れていない。それと並行して定期的に開催されていた「音楽会」。そして今回はバンド形式でやるなんて、これ行かなきゃダメだろ!と思い立ち、実際観に行った結果がこれだよ。完全にヤラれてしまいました。観てない人にこの凄さを動画や音源で伝えられないのが歯がゆい。ざっくりいうと、D[di:]なのに倉橋ヨエコでパパイヤパラノイア、って感じ。えっ、余計解らない?筋肉少女帯や人間椅子みたいな白塗り系バンドを従えてゴスで歌ったらむちゃくちゃかっこいいだろうな、と思わせるヴォーカリスト。スパガのイメージ持ってると火傷する。

今回はカバーだったし、バックバンドによる特別イベントという趣きだったので、ガチガチにコンセプト固めたオリジナルのバンドを組んで欲しいなぁ。アイドルから舞台女優になって、且つ並行してバンド組んですげーことやってるヴォーカリストいえば、HEAD PHONES PRESIDENTの大山アンザさんが居ますが、同じにおいを感じました。カリスマ性ハンパない。

MCで「小さい頃、喋ると寿命が縮まると思ってた」「19歳で死ぬもんだと思ってたから20歳になって焦った」と仰られていたので、やっぱり絵に描いたような“こっち側”の人で安心しました。

とにかく、いろいろ衝撃的なライブだった。自分がスパガ時代から、なぜ惹かれていたのか解った気がした。終演後、気がついたら特典会参加して2ショット写真撮っていただきました(←)。何か会話させていただいたはずだけど、何も覚えてません(ヲイ)

そして、今になってスパガのライヴDVDを買いそろえました。
舞台『龍狼伝』を観に行くしかないだろ。原作知らないんだけどさ。

SUPER☆GiRLS LIVE 2014 ~超絶革命~ at パシフィコ横浜国立大ホール [Blu-ray]
SUPER☆GiRLS
iDOL Street
Release: 2014/06/18

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