ももちの件を受けてBuono!のこと


嗣永桃子さんが来年2017年6月を以て芸能界を引退することが発表されたわけだけど。

思うことは多々あれ、まだいまいち実感がないというか。Berryz工房の活動停止以降、カントリー・ガールズに関してはなんとなく動向を把握していた程度なのでなんというか……という心境だったのだけど、<Buono! Festa 2016>の映像を観たらなんかこみ上げるものがありまして。

<Buono! Festa 2016>に関してはここ(☞ Buono!が武道館公演で見せた、“不敵のアイドルグループ”の強さ | Real Sound)に書いたことがすべて。ヲタの間でよく言われる「事務所はBuono!をなぜ推さなかったのか?」なんてことは、これまで一度も思ったことはない。「もっと評価されるべき」とは思っていたけど、状況的に成す術がなかったともいえた。『ゆび祭り』以降の異様なまでの再評価風潮で流れは変わったけど、実際それまでは『初恋サイダー』リリース時もツアーもいろいろ汲々な状態だったし。だからある意味、『ゆび祭り』出演は経緯はどうあれ、日の目に当たった一大転機だった。でも、それ以降とくに活動がなかった。これに関しても結果的に見れば、この日の短いステージが語り草になり、そもそも“派生ユニット”であるレア度とともにハロプロファンのみならず、アイドルファンにも広がっていったからこそ、実現した日本武道館公演だったと思う。

個人的にはBuono!に関してちょっと懐疑的になっていたところもあって。そもそも楽曲が当時10代だったのメンバーの等身大的な“女の子”感が滲み出ているものが多く、20代になったメンバーがやるには少々無理が出ている節を感じてた。そうした世界観というものは、もちろんBerryz工房や℃-uteにもあるんだけど、言葉や表面的なところではなく、つんく♂氏とメンバーの関係性から生まれたものも存在していたわけで。そうした書き手の真意みたいなものがわかると、古かろうがなんだろうが別の意味を成したりもする。Buono!にはそれがなく、なんか違和感を感じていたほうが多かった。『Berryz工房祭り』でのステージしかりね。

だから、日本武道館でBuono!は終わってもいいと思ってた。むしろ、中途半端にダラダラ活動するのならいっそ潔く、、、なんてね。

でも、実際観たら違ったんだ。

懐古なんてものは微塵もなく、ボーカリストとして、より強力になった3人がいた。グループとして、より進化したBuono!がいた。文句なしにカッコよかった。「いいライブ」だったというより、「すげぇライブ」だった。

なんか、声量とかハモりとかいろいろすごいよね……

かといって、「Buono!はまだまだイケる!」と思わなかったのは不思議だった。この日のライブがまた語り草になり、来年か、またその次の年か、こうして武道館にこの3人が集まってくれたら最高だな、と思った。

そんな矢先の嗣永引退発表。来年も、この先もBuono!が観られることはないのかもしれない。でも、それはそれで伝説として我々の心に永遠に刻まれる……それも、ありかな、、、なんて。

うん、どうやら私はBerryz工房の活動停止や氷室京介の引退などで感覚が麻痺してしまっていたらしい。Buono!の映像を見たら、素直に「また観たい」と思った。急に寂しくなった。

嗣永さんに関してはまだもう少し先のことだし、まだわからないことも多いんだけど、「彼女の人生が、」だとか、「彼女が選んだ道なのだから、」なんて安易に賛同するのもなんか違う気もするし、「勇退」なんて賞賛するのはライターや評論家あたりに任せておけばいい。

ファンとしてはただただ寂しい…… それだけだ。

Buono! Festa 2016 [Blu-ray]
Buono!
アップフロントワークス
Release: 2016/11/23

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