さいきんのおしごと 〜ガキの頃に憧れたファイヤーバードとジャガーの巻


ここ最近のものかき仕事。

SAがロックシーンにいることの頼もしさーー懐の深さ感じた『LOVE’N’ROLL TOUR』ファイナル | Real Sound

SA『LOVE’N’ROLL TOUR』ツアーファイナル、赤坂BLITZ公演のライブレポート。オフィシャルのレポート も執筆させていただきましたが、上記はリアルサウンド用の“ライブ評”書き下ろし。合わせて読んでいただけると幸いです。

すげー、アツいライブだった。いや、SAはいつだってアツいんだけど、ご本人たちの言葉を借りれば「よく笑うようになった」「ひらいた」感が全快のアルバム『WAO!!!!』を引っ提げてのツアーだから余計にそう思った。このアルバム、正直賛否両論あったと思うけど、私は大好きです。こちらのインタビュー 読んでもらえるとお解りいただけると思いますが、本当に“ガキの頃に憧れてたロック“が詰まったアルバムでした。

今回のライブを観て、失礼な言い方かもしれないけど「演奏うまいな」とあらためて思った。これまでも、重厚なグルーヴとか、図太いんだけどソリッドなギターとか、声のデカさとか、ライブの流れを含めた客の乗せ方だったり、「すげーな」とは思ってたんだけど。今回は今までになかったタイプの楽曲をライブ用にリアレンジして。だから、あまり気がつかなかった器用な面を見たとでもいうべきか。ノリや勢いが目立つバンドなぶん、そうした細やかなところを新たに発見した気がします。

元を辿れば、ガキの頃、NAOKI氏を見てギブソン・ファイヤーバードに憧れ、TAISEI氏の在籍していたBAD MESSIAHのギタリスト、佐野昌樹さん見てフェンダー・ジャガーに憧れてました。そんな、ギターをはじめようと思っていたときすでにストラトキャスター&レスポールの王道から逸れた亜流志向になった原因だったりするもので。そして、それから何十年、こうしてレポートさせていただいたり、インタビューさせていただいたり、光栄にもほどがある。

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そして、ザ・コレクターズ。私はメロン記念日流れの重度“P”です。とはいえ、ブランクあったものの、私にモッズを教えてくれたのはコレクターズ だったりします。モッズスーツにオーシャンターコイズのジャガー抱えて私の心を鷲掴みにしたのは、先述の通り佐野昌樹さんでしたが、モッズスーツにオレンジ色のジャズマスターを抱えていたのは、古市コータローさんでした。しかも、その色は塗り替えたものだと知り、カタログにない色でも塗り替えるという手段があるのかと膝を打ったものです。もちろんギターを始める前の話で、買う前からそんな妄想をしておりました。

90年代半ば頃、雑誌『PATi-PATiロックンロール』改め、『UV』のギタリスト特集号にて、アベフトシ(THEE MICHELLE GUN ELEPHANT)と対談するコータローさんが、当時盛り上がりを見せていたブリットポップ勢(OASIS、RADIOHEAD、Blur)の話からいきなり宇宙人の解剖話をブッ込んでるのを読んで「この人、ヤベェな」と思ったのをよく覚えています。その10数年後、『池袋交差点24時』に出会い、あのとき感じたキケンな匂いは間違いではなかったと思いました。

余談ですが、そんこんなもあって、はじめてのギターはファイヤーバードかジャガーか決められず、楽器屋さんに相談しようと意気揚々と出かけたものの、「2本とも扱いづらいし、クセが強いので初心者には薦められない」と言われ、意気消沈しました。結局、オービルのレスポール・カスタムを買いました。ある程度ギターが弾けるようになってから、ファイヤーバードとジャガーを手に入れ、あのときの店員の気持ちがわかりました。これからギターをはじめようとする人には絶対薦めたくないギターですね。

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