サイサイ「あわあわ」が気づくとリピートしてしまう怪曲であるとおれの中で話題に


SILENT SIRENのニューシングル「AKANE」がMBS/TBSドラマ「ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」エンディングテーマだったり、大杉漣も出演しているMVが感動的だと話題ですが。

「吉田さん」MVのときにも思ったけど、すぅの表情だけで語る演技って、神懸ってるよね?

 

すぅの表情筋芸が凄まじい「吉田さん」MV

「AKANE」もいい曲なんですが、ダブルAサイドのもう一曲、NHK Eテレ「すイエんサー」エンディングテーマ「あわあわ」が、放送開始時からエンドレスリピートしまくっており、一度聴いたら耳にへばりついて離れなくなる怪曲であるとおれの中で話題に。

例えるなら、J・マスキス(ダイナソーJr.)がNHK「みんなのうた」のために曲を書き下ろし、水森亜土が詞をつけて歌っているとでもいえばいいのだろうか。無駄のない譜割に絵本のような言葉選び、子どもでもスッと入ってきそうな絶妙なメロディ。そこに、日本人がもっとも苦手とするテンポ感にグランジィなサウンドと、一切の抜け目はなし。気がつくと、2回、3回……、ずーーっとリピートしてしまう。SCANDALといい、こういうミディアムテンポの90s USオルタナ感というのは、この年代の女の子にとって相性が良いものなのか。これが男バンドだったら、絶対にもうちょいBPMを上げてしまうはず。

カプリングの「Kaladescope」。サイサイのインディーズ時代って、結構おっさんホイホイな硬派なロックナンバーが多かったりするんですが。その頃を彷彿とさせるようなマイナー泣きメロディが印象的。80〜90s J-ROCK/V-ROCK黎明期を体感してきたおっさんにはグッとくるものがあるんじゃないかな。

とはいえ、“現在”のサイサイになってることは言わずもがな、最近の彼女たちの新境地でもある、モータウン〜AORあたりを意識したようなアレンジのエッセンスを垣間見たりと、進化しております。残念なのは、移籍による影響なのかはわかりませんが、前作の『フジヤマディスコ』しかり、なんか音がこもってるんですよねぇ。。。サイサイは洋楽的な音の良さというよりも、邦楽的なバランスの良さとクリアさが際立っていて。すぅの特徴的な歌声による倍音の出方が起因しているのか、細部まで行き届いたミックスダウンとマスタリングによる音の処理がものすごく丁寧で、各楽器のバランスが良くて好印象だっただけにその辺は正直残念です、、、うん、ここら辺はアルバムで取り返してほしい。

まぁ、肝心の楽曲は相変わらず捨て曲ナシどころか、クリーンヒット連発の両曲揃いで、クボナオキの才能に抱かれたい

AKANE/あわあわ(初回限定盤A)(DVD付)
SILENT SIREN
EMI Records
Release: 2017/05/24

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