昭和の吹奏楽おじさんが『リズと青い鳥』で泣く

音楽好きとか、はたまたアイドル好きとか、1訊いたら10返ってくる、訊いてもないことを喋り出すのは、ヲタクの常套句なわけですが。吹奏楽部出身者、吹奏楽ファンもそういうところあるよな、と。端から見れば、“クラシック音楽ファン”として括られちゃうと思うんだけど、実際、吹奏楽ファンとオーケストラファンって、ロックファンとフュージョンファンくらい違ったりします。

『リズと青い鳥』を観ました

『リズと青い鳥』とても素晴らしい映画でございました。画、物語、台詞……、どれをとってみてもものすごく丁寧で、なによりも間合いが雑妙で。それによって生み出される心象風景がなんとも言えないこの作品の色を印象付けます。『響け!ユーフォニアム』本編知らなくとも楽しめるとは思うものの、本編知らなきゃ観ようとは思わないか……。友達以上恋人未満の女同士、複雑な女心、こういう関係って、ありそうで実際にもあるのは、自分が大世帯の吹奏楽部出身だからでしょうか。

『響け!ユーフォニアム』は吹奏楽部出身者とそうでないかで、かなり印象が異なるのではないかと思ってるのだけれど。もちろん、出身者じゃなくとも充分に楽しめるアニメなのですが、出身者だからこそ解る、胸を締め付けられるような絶妙な心理描写がものすごく。ただ、表面的に“あるある”というものではなく、自分が経験したもの、あの頃の心境にどこかなぞらえたくなるような。ただそれは、私が青春の幻影に取り憑かれてるだけのただの気持ち悪いおっさんだからなのかもしれないけど。

『響け!ユーフォニアム』がアニメ化された時、こんなのを書いたんですよ。

学生時代に味わったこの経験は、呪縛として一生治らないんだろうなとずっと思ってましたけど、まさかアニメによってさらにほじくり返されるとは思ってませんでした。同級生と「あの頃はつらかったけど今なら笑って話せる思い出」とはべつのなにか。控えめに言って“黒歴史”のようなものまで思い出してみたり。

して、この『リズと青い鳥』、コンクール自由曲がオーボエフィーチャーの交響組曲『寄港地』で、フルートの彼女と付き合ってた私には、なんかもうあれがあれがであれでして……。ええ、気持ち悪いのはわかっております。とりあえず、気を落ち着かせてまた観に行ってきます。みぞセンパイ、、、

『リズと青い鳥』ロングPV
映画『リズと青い鳥』オリジナルサウンドトラック
牛尾憲輔
ランティス
Release: 2018/04/25

Amazon iTunes

いいね ! しようぜ
更新通知が届きます

この記事をシェア
関連記事<広告>

どうせ何か買うならココ↓踏んでから買ってくれるとうれしい