秋の夜長にそっと聴きたい、そして聴いたら少し優しくなれそうな、ギターが弾ける人も弾けない人も、ちょっとギターを手にしたくなるような、そんな歌姫です。
折角なので、音源とはまた違った、変わった雰囲気のセッション映像を集めてみました。
Priscilla Ahn
名門ブルーノートからデビューした Priscilla Ahn(プリシラ・アーン)
ガランとしたアパートの一室が何とも言えない多幸感に包まれる。
この人の歌は本当に澄んでいて優しくて、何とも心温まる。
“つま弾く”という言葉がぴったりな弾き語りがたまらない。
BOSSのLOOP STATIONを使って一人コーラスしてます。
無造作に置かれたギターケースの蓋が開けっ放しになっているのも拘りを感じます。
こちらのシチュエーションも素晴らしい。
この映像で彼女が愛用するのは、YAMAHA FG-130
70年代に初心者向けとして発売された廃価版ギターですが、数年前のジャパンヴィンテージブームに名機として再評価された“赤ラベル・FG-150”の後継機種ですね。FG-150もステージで登場しています。
この小振りでプリンとした独特の音が彼女のスタイルにあっていると思います。
何よりも、外国のアーティストが日本の古いギターを使ってくれているって素晴らしいことですね。
Laura Marling
イギリスでは“ジョニ・ミッチェルの再来”、“フォーク界のゴットマザー”とも呼ばれる Laura Marling(ローラ・マーリング)
ギター上手過ぎだし、人生を悟ってるような枯れ具合といい、凄過ぎる21歳。
ボソボソとした歌い方、ちょっと斜に構えた佇まいがメチャメチャカッコいい。
Feist
ジョニ・ミッチェルといえば、この方も忘れちゃいけない、
カナダのシンガーソングライター、Feist(ファイスト)
タクシーの車中でセッションという、なんとも素晴らしいシチュエーション。
http://vimeo.com/30799924
ちょっとかすれ気味の声が、最近になってよりいっそう深みを増した気がする。
そう言えば、前にバスの中で歌ってるのもあったなぁ
この人の“人と変わったことをする”ノリも魅力の一つ。
ライブだと照明や演出が一風変わってるんだよね。
The Pretty Reckless
現代の檻ガール、テイラー・モムセン率いるThe Pretty Reckless(プリティ・レックレス)のアコースティックセッション。
ここに並べた人たちとは路線が少し違うけど、あまりに素敵なので。
とにかくめっさ良い声、、、
低くて艶っぽくて、吐き捨てるように歌い、17歳じゃねぇよ。
アップテンポの曲をアコースティックに仕上げるっていうの、個人的に好きなんでコチラも。
原曲のテンポ感、緊張感を保ってるのが素晴らしい。
こんな歌だったら、三日三晩聴いていられる。
突き刺さるようなギタープレイも良い感じです。
Russian Red
少女っぽいあどけなさを残しながら、ノスタルジックな世界へ引き込まれるスペインのシンガーソングライター、Lourdes Hernández(ルルデス・エルナンデス)によるソロプロジェクト、Russian Red(ロシアン・レッド)
10月25日代官山UNITで来日公演がある。
時間が間に合うか解らないんだけど、極力観に行く方向で考えてます。
こんな至近距離でこんな美少女の歌聴いたら己の汚さに嫌気が差して、倒れてしまいそう。。。
Marissa Nadler
メランコリックで甘美な歌声のMarissa Nadler(マリッサ・ナドラー)
UKのアッシド・フォークっぽいんですが、アメリカ人です。
鷲鼻が立派ですね(そこかよ
巧みなフィンガーピッキングにのせて流麗な歌声は病みつきになります。
Catherine Feeny
USフィラレルデフィアのシンガーソングライター、Catherine Feeny(キャサリン・フィーニー)
http://www.youtube.com/watch?v=q5sxMyNDeyM
この人の歌を聴いていると、“音楽に国境はない”そんなことを改めて実感する。
言葉が解らなくも、気持ちで伝わる、そんな歌。
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以上、アコギをつま弾きたくなるセッション動画でした。