女性ベーシストフェチ Vol.3「パンキッシュな女」

久々に好評シリーズ第三弾です。

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Mariko Doi (Yuck)

Yuck Live Concert @ Ancienne Belgique Bruxelles-3883
Photo by @Kmeron

海外バンドの中に一人だけ日本人女性が交じってることも最近よく見かけるようになったけど、外国人からすると男の中に一人だけ女性プレイヤーが混じっているとような視覚的含めた効果もあるんでしょうか、解らないけど。白人から見ると日本人はキュートだとかミステリアスに見えるだとかなんとか。

コーチェラフェス(Coachella Valley Music and Arts Festival)で素晴らしいステージを披露したYuckもそんなバンドのひとつですね。
黒髪と目を隠すような前髪がミステリアスな雰囲気を醸し出している、Mariko Doi(マリコ・ドイ)
気だるそうな妖艶な雰囲気を漂わせながらも、OPB(オリジナルプレシジョンベース、通称:テレキャスベース)のズ太い音が印象的。

Yuck – Shook Down (Live on KEXP)

Parakeet – Tomorrow

History of Apple PieのJames Thomasとともに結成した新バンド、Parakeetではフロントマンとしても活動。
慣れればギターよりもベースのほうが弾き語りには適しているとはいったものだが、このフレーズ弾きながら歌うのは難しそう。オルタナグランジ牧歌だなぁ、カッコイイ。

Yuck
Yuck
Fat Possum Records
Release: 2011/10/11

Amazon iTunes

この人、実はYACKの前にLevelload(レベロード)というガレージパンクデュオをやっておりまして。
当時コーネリアスと一緒にやったり、フジテレビのFactoryにも出演したり、その道では話題になってたんですよ。これがメチャクチャカッコよかったんだよな。Yuckが出てきたとき、あまりに音楽性が違いすぎてこの人と同一人物だとしばらく気が付かなかった、、、、

Levelload – I Know You Know – Promo Video
Yellow Feaver
Levelload
Flightpath Records & Tours
Release: 2008/02/06

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Amanda Tannen (Stellastarr*)

stellastarr*
Photo by Diana.Wong

ニューヨークのバンド、Stellastarr*(ステラスター)
随分前に日本でもPixiesみたいと騒がれたものですが、最近あまり聞かなくなったなぁ、、、

Amanda Tannen(アマンダ・タネン)、スレンダー美女、ベース下げてる姿がゾクゾクするほどカッコいい。ピック弾きより指弾きのほうがベース位置下げても苦にならないからね。下げりゃいいってもんじゃないし、自分に見合ったストラップの長さとネックの角度と脚への重心の掛け方と、、、諸々カッコ良く魅せる法則がある、と散々説いておりますが、このアマンダ嬢は完璧にも程がある

Stellastarr* – Jenny (Live in HD)

フィエスタレッドのプレベが似合うなぁ。

Stellastarr 3249
Photo by nixage
Stellastarr*
FACEBOOK
Stellastarr*
Stellastarr*
BMG
Release: 2003/10/13

Amazon

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Coni Duchess (Capsula)

Capsula @ Mogambo
Photo by MAKÖKI·GROUPS

アルゼンチンのブエノスアイレス出身でスペインのバンド、Capsula(カプセラ)のベーシスト、Coni Duchess(コニ・ダッチス)(ちなみ”Capsula”はラテン語、”capsule”の原語です。)

オールドロックを愛してやまない3ピースバンド、赤い細身のパンツが印象的なフロントマン、Martin Guevara(マーティン・ゲバラ)のイケンメン含めた圧倒的なカリスマ感、ハイテンションでアグレッシヴなパフォーマンスは、John Spencer(ジョン・スペンサー)、Little BarrieのBarrie Cadogan(バーリー・カドガン)に匹敵するギター・ヴォーカルだと思ってます。
オールドロックを基本としながらもかなり色んな音楽を消化してるなという印象で勢いながらも時にマニアックかつ、自分たちのものにしてる洗練されたバンドサウンド。オンリー・ワンです。

Capsula What’s In The Mirror Live At Helldorado

Coni嬢も無表情でクールながらも鬼のダウンピッキングで攻めまくる。男前なプレイながらもさりげなく猫耳つけたりしてるのが愛らしいじゃないですか。

Capsula @ Gazteszena
Photo by MAKÖKI·GROUPS
In the Land of Silver Souls
Capsula
Stickfigure Distribution
Release: 2011/06/28

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Nomi Leonard (QueenAdreena)

Nomi2009
Photo by Anne Ava Gwaen

泣く子も黙るKatieJane Garside(ケイティ・ジェーン・ガーサイド)率いるQueenAdreena(クイーンアドリーナ)のベーシスト、Nomi Leonard(ノミ・レオナルド)

QueenAdreenaのベースと言えば、ケイティの妹、Melanie Garside(Maple Bee:メラニー・ガーサイド)も有名ですが、Nomiは8人目のベーシストとして2006年に加入。
細身に膝まで下げた暴れまくりのベースのパンキッシュスタイルはあまりに強烈なケイティの存在に埋もれがちではあるが、来日公演の際、「ケイティより美人なんj(ry」ってことで話題になりました。

現在はQueenAdreena以来の盟友Crispin Gray(Johnny Orion)とThe Dogbonesというバンドでフロントマンやってます。最初の頃はベース+ヴォーカルという形だったと思ったのですが、いつの間にかベーシストが加入してヴォーカルに専念している様子。たまにギターも弾くみたいだけど。
ケイティ譲りの妖艶且つ、キチ○イ染みたパフォーマンスも衝撃的、脱ぐわ、ペンキ被るわ、やりたい放題。この辺りはケイティ超えたか、、、

The Dogbones
Photo by Man Alive!

黙ってれいば、美人さんなんですけどね。
この人のベーススタイル好きなんでまた弾いて欲しいなぁ。

The Dogbones – Hey Chihuahua
The Dogbones
FACEBOOK
The Dogbones
The Dogbones
Fifty One Records
Release: 2010/03/24

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女性ベーシストフェチ Vol.3「パンキッシュな女」」への4件のフィードバック

  1. 初めまして。
    質問なのですが、ノミ・レオナルドさんが画像で持っているギターは
    なんと言う名前のメーカーのギターなのでしょうか?
    (ノミさん効果もありますが)とてもかっこいいと思い、すごく気になりました…。

    • コメント有難うございます。
      アメリカのAirline(エアライン)というブランドのギターです。型番は当時ありません。元々は60年代にNationalというメーカーで作られていたもので、Jack White (White Stripes)の使用で有名になりました。他にはPJ Harveyもよく使用しています。
      近年はEastWood Guitarsというところで復刻されています。オリジナルモデルはFRPという夏祭りのお面のような素材で出来ているものですが、EastWood製は木材です。
      Nomi嬢はその復刻版EastWood製(型番:2P DLX White)をフロントピックアップ及び、その回路を外してリア一発で使っているようです。(Jackもそうしてました。ちなみにJack使用モデルはその上位機種になります。)
      ちなみに通常の楽器店では手に入りません。(中古をのぞく)
      新潟のあぽろんという楽器店で販売されています。

       >> http://apollonmusic.com/eastwood/AirlineLineup/airline_page1.html#2PDLX

      • 返信ありがとうございます!
        そうなんですね…!おかげさまでよく分かりました。
        ちょっと検討してみようと思います。
        ご親切にお店まで紹介していただき、ありがとうございます。

        • 見かけによらず、そんなに弾きにくくないし、しっかりとした作りでおススメです

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