ウチでお馴染みの『女性ベーシストフェチ』は海外アーティスト中心なんだけど。勿論絶対数と未知の領域含めて海外が多くなるのは当たり前として。そこはTumblrの〈bijo-gakki〉を中心とした写真ありきで進めているので、自然と海外中心になっちゃうだけです。日本人アーティストは肖像権だの、色々あるから。
リアルサウンドさんでのプレイヤーシリーズ、先日は女性ベーシストについて書かせて頂いたのですが、
悩んだ、悩んだ、寿命3年くらい縮まったわ。。。
あ、あと記事タイトルは私が決めてるわけではありませんので。
前に述べた通り、機材専門誌ではないし、全体に並んだときのバランスやら考えて選んでるので。絶対載せたい人は2人くらい居て、あとは色々並べて試行錯誤して。
最近女性ベーシストは増えてるけど、男性プレイヤーに比べると、まだまだ少ないし。でもそれが逆に組み合わせ含めて悩んでしまうという。
だから、折角なんで、悩んだ末に最終段階で今回は省かれざるを得なかった人を紹介しようかなと。
というわけで、女性ベーシストフェチ番外編、日本人バージョンってことでサクっと。
Junko(POP DISASTER)
ヘヴィになりすぎず、良い具合のエモとポップ感が共存するバンド、POP DISASTER
とにかく立ち絵がカッコいい!弾きっぷりが男前!ここまで説得力のあるガッツリとしたピック弾きする人って最近居ないよね。低めに構えてるのにちまちま弾いてる人多がいじゃないですか。そもそもピック弾き人口も少なくなってきてるけど。これぞ、頼れるベーシストって感じで。曲によっては指弾きもします。
残念ながらこのJunkoさん、先日、バンドを脱退してしまったんですよね。ちょこちょこサポートも始めてるみたいですが。本当にカッコいい女ベース!って感じなので、今後の活動に期待してます。
ドラムのMaiko嬢も凄くカッコいいドラマーなんだよねぇ。
後藤葉子(ecosystem)
非常に魅力的なベース弾く人。なんだろ、器用というわけでもないんだけど、音もフレーズも気持ちよすぎるというか。
うん、ここもドラム、空岡由梨弥さんが本当に素晴らしいんですよね。持病の治療のために脱退してしまったのが残念で。復活する日を待っております。
ERY(KiLLKiLLS)
上手さとかじゃなくて、とにかくカッコいい。パンキッシュなベースの弾きっぷりは日本人ベーシスト、いや世界でも有数のカッコ良さなんじゃないだろうか。MVではちょっとそれが伝わり憎いんだけど。
ライブ映像こんなのしかなかったんだけど。殆ど客と被ってる引きのアングルだけど、こんな映像でもこの人のカッコ良さは伝わるでしょう。
林束紗(SCARLET)
女性ベーシストの中で人気の高い方です。自分のバンドもいいけど、やっぱりベンジーのサポートで一躍注目を集めた印象がありますな。
個人的にはKYONO(ex.THE MADCAPSULE MARKETS)の横で弾いてたのがクソカッコよくてだな。
サポートだとかなり男前なプレイになるんですよね。こんなに男臭い連中の中で珍しく女を意識した出で立ちも印象的でございました。
Tamaki Kunishi(Mono)
Monoが好きすぎて。定期的にMonoしか聴かない日が訪れます。
各々がどうというよりもバンドとしての説得力がもの凄いんだけど、ウッドベースのような響きからアグレッシヴでパーカシヴな豪快弾きっぷりといい、ベースのファクターは大きいと思う。
Tamakiさんはビーイングのバンド出身、ギターの後藤孝顕さんは90年代にDOVEというV系プログレバンド、その後はISIS(イシス)というソニーが相当力を入れていたポップバンドを組んでおりました。日本のメインストリームにいた人たちがこういうバンドで世界に出るというのは色々と興味深いところであります。