読者の方がオススメしてくれたアーティストだったり、いろいろ紹介したいアーティストも多々あるのですが、今日はその中でも私の最も大好物な妖艶魔性系女性アーティスト特集でございます。
Christine Owman
スウェーデン出身のシンガーソングライター Christine Owman
幼き頃より始めたチェロの響き、分厚いサウンドスケープに無機質なビート。そこにウィスパーまじりの儚げな歌声はダークながらドリーミー。
マーク・ラネガン(Mark Lanegan / Queens of the Stone Age)をゲストヴォーカルに迎えた楽曲。ラネガンの低くしわがれた歌声と Christine の歌声が織りなす夢幻世界。
Emel
チュニジアのシンガーソングライター、Emel こと、Emel Mathlouthi
北アフリカ〜ラテンのお国柄なアラビアン民俗的なリズムと怪しく美しい旋律。
そして、そこに収まりきらない綿密に作られたサウンドスケープはエキゾチックなエレコトロニカといった趣だ。
Woodes
オーストラリア、メルボルンのシンガーソングライター Woodes
クールで少しハスキー気味の美しい歌声を持つ美女。音数を削ぎ落としたトラックに乗るメロディは90年代のハイソなポップスのにおいもあり、どこかナタリー・インブルーリアを感じてしまう豪国感。
ミュージックビデオでお気づきかと思うが、実にフォトジェニックな彼女。ヴォーカリスト&フロントマンとしての存在感もハンパない。
Let’s Eat Grandma
英国より、Rosa と Jenny による Let’s Eat Grandma
メルヘンでメランコリックなエクスペリメンタルポップ。楽曲はもちろん、メロディ、音の選び方&処理の仕方、すべて斬新で中毒性高し
彼女たちの才能を知るにはライブが一番。次から次へと繰り出してくる引き出しの多さ、まさに予想だにしない展開に息を飲む。
DARKHER
最後はイングランドのウェスト・ヨークシャー出身のシンガーソングライター Jayn Hanna Wissenberg を中心とするプロジェクト DARKHER
呪うような幽霊声に、いかん、すべて持って行かれる。
https://www.youtube.com/watch?v=bWEQuU2NHTU
ダークフォーク、ゴシックメタル、トリップ・ホップやドーロンなど、実験的なサウンドを加えながら、絶望に打ち拉がれるように響く歌声。陰鬱で閉塞感漂う世界、ハマったらもう後戻りはできない。