すっかりGANG PARADEにハマっております。躍動感の暴力って感じのライヴもクソたのしい。最高。
自分はアイドルもガールズバンドも、きゃっきゃうふふしてる女子の集まりより、悪ふざけする男子高校生ノリが好きなんだとあらためて思った次第。「この子たち〜」よりも「コイツら……」感。
11月21日にリリースされた『GANG PARADE takes themselves higher!!』は、とっ散らかり方、良い意味でのごちゃ混ぜ具合、「わけわからない」が褒め言葉になる語彙の必要のなさが最高の1枚で、個人的に今年1番のアルバムになるかもしれない。
殺しに掛かってくる「ラバソー」
そんな中、先行配信リリース300円で話題になった『WACK & SCRAMBLES WORKS』。なんとなく聴いていたら、「ラバソー 〜lover soul〜」で鼻血出た。言わずと知れた柴咲コウの曲で元々大好きなんですが、こっちのニューアレンジ聴いて思わず絶句。松隈ケンタSCRAMBLES節炸裂といいますか、オリエンタルなフレーズとヘヴィサウンドの共闘。まぁ、わかりやすく言うと、9mm parabellum bulletとTHE BACK HORNが襲ってきたところをMERRYがぶった斬っていく、みたいな、殺しに掛かってきます。淡々としてるセントチヒロ・チッチ(BiSH)とエモすぎアグッレシヴなアヤ・エイトプリンス(GANG PARADE)のツインヴォーカルがこのアレンジを色濃くしていてこれがまた、たまらんのです。
青春時代を八王子で吹奏楽に費やした私ですもの。アヤプリさんのこと、好きにならないわけがない。(今月2回目)
BiSH周りのぞわぞわ感
WACKといえば、BiSHに関してここ最近、ぞわぞわ感がいろんなところから漂ってる気がします。先日もアイドルに興味ないロックファンの知り合いにBiSHのことを訊かれたのですが、「邪悪な欅坂」と応えてしまいました。清掃員の皆さま、坂ヲタの皆さま、大変申し訳ございません。
そんな風潮に考えるところはいろいろありますが、思わず「洋楽かよ!」と声を出してしまいそうになった、J-POPセオリーを完全に無視したとんでもなくスゲー曲に、とてつもないセンスとふんだんに手間とお金をかけたスゲーMVを作られたんじゃ、もう、ひざまずくしかないだろ。
これ、はじめて見たときからなんとなく思ってたんですが、この場所って、
「uh! ha! uh! ha! uh! ha!」
ん?
「ウィ ウィ ウィ ウィ」
なにかが、来る、、、?!
ツヨシ「アオ!アオ!アオ!Running that black train」
「アユニ、逃げてぇー!」
長渕剛「BLACK TRAIN」と同じ線路ですよね