predia「Hotel Sunset」楽曲最高、MV最高。
2ndフルアルバム『ファビュラス』聴きごたえ素晴らしく。R&BっぽいJ-POPを軸に、エレクトロテイスト、ロックテイスト、アメリカンなオールディーズっぽいナンバー、などなどバリエーション満遍なく、クオリティ申し分なく。ありがちな洋楽やら流行のEDMに寄せただけのものとは違う、きっちりとしたpredia流のJ-POPに仕上がってる。お世辞抜きに、日本の女性ヴォーカルグループとして最高レベルに達してるアルバムなんじゃないでしょうか。ヴォーカルの存在感を含めた迫力もハンパない。“大人アイドル”感はますます磨きが掛かるばかり。
よく楽曲クオリティを指して、「楽曲強度が高い」などと言い表しますが、『ファビュラス』の楽曲は存在感のあるヴォーカル力と併せて、“強度”ならぬ“硬度”が高いとでもいうような。
歌って踊るイイオンナたちの宴
『predia tour 2018 “Fabulous”』迎えたファイナル、マイナビBLITZ赤坂。カッコよすぎて鼻血出た。レーザービュンビュン飛び交う中、歌って踊るイイオンナたちの宴は最高だな。
湊あかね、村上瑠美奈の鉄壁のツインヴォーカルは向かうところ敵なし。つーか湊さん(ショートカットヘアの人)、また上手くなってませんか? この人、ソウルフルなR&Bヴォーカルによく見られるパワーと声量でねじ伏せるような歌い方ではなく、クラシカルな発声でハードロック調に突き抜けていく歌声がめちゃくちゃ心地よくて。ビブラートも嫌味ないし。
この2人のヴォーカル力が圧倒的すぎるだけで、他メンバーのヴォーカルもスキル高し。
“大人アイドル”をコンセプトにしているprediaですが、いわゆる異性を意識したようなバブリーなエロス要素は皆無であり、まばゆい気品、って感じで。露出が多めな衣装とか露骨なセクシーなダンス、たとえばポールダンスだとか、そういうものはありません。ただただ、嗅ぐわせるその誇り高く気高い姿に跪くしかないのです。
バキバキに踊りまくるわけでもないし、ものすごい複雑なフォーメーションをするわけでもないんだけど、それよりも“歌”だし。ダンス重視なら海外にそういうグループはたくさんいるじゃないですか。
グループからみなぎるオーラがビンビンくるのがすごいわけで。ホント、いいグループになりました。
わしもちゃんころぴーからルームサービス受けたいでござるよしかし