先日、J-WAVE聴いてたらスッと耳に入って堕ちてしまった曲。
熊川みゆ。熊本在住の現役高校生シンガーソングライターらしい。
メロディも声も、素朴なんだけどなんだか優雅、ああ、たまらない、好き。
寒くなってくると、優しいFemale Vocalが聴きたくなりますよね。まぁ、1年中聴いてるけど。そんな優しい歌声を持った女性シンガーソングライターを何人か。
日本人離れした天使の歌声 sugar me
J-WAVEといえば、この方の美声「どんと見据えて(Don’t miss it)」を聴かないと1日が始まらない。『STEP ONE』のパーソナリティーでお馴染み“テリー”こと寺岡歩美さんのソロプロジェクト、sugar me。歌、楽曲はもちろん、ジャケットワークも含めて完璧なセカンドアルバム『AROUND THE CORNER』(2015年)とカヴァーアルバム『6 femmes』(2016年)がアナログ化されたのですよ。
コロコロと滑らかに転がっていくような声とでもいいましょうか、ラジオの喋りだけでもその耳当たりの良い声に魅了されるのですが、歌声がもうさ、、、
天使の声、神から授かりし美声ですよ、これは。曲も日本ではない、洋楽?それも違うような。幻想の世界かおとぎの国か。アンニュイの中にエッジが効いていたりとホントに不思議なのです。英語、フランス語、日本語、3ヶ国語使い分け、その語学の堪能さとラジオでも伝わる聡明さ。その凜とした表情と物腰の柔らかさ含めて理想の女性ですよ!(なんの話だ)
全タイが恋した EarthPatravee
こちらはタイから。Patravee Srisuntisukのソロプロジェクト、เอิ๊ต ภัทรวี(EarthPatravee)。
タイの音楽といえば、女性も男性も良い意味でメリハリの効いたヴォーカルの印象が強いですが、柔らかくて滑らかな歌声。そういう意味で、彼女はタイの中で洋楽フィーリングを持ったアーティストの位置づけなのでしょう。
本国では、ファッションアイコンとして同性からも絶大な人気を誇る彼女。いい曲、いい歌声。日本を含め、海外にも知れ渡ってほしいなぁ。
サイケデリアの美女 Tess Parks
最後はカナダから。トロント出身、サイケデリックにノスタルジックなTess Parks
上記曲はThe Brian Jonestown MassacreのAnton Newcombeによるコラボレーション。フォークでブルースな香りを漂わせながらもローファイでオルタナティヴな白昼夢。
目鼻立ちのハッキリとした美形なお顔とは裏腹に、気怠くダークな声が靄がかったミニマルな音像に溶けこむ。どこか“ハスキー”や“スモーキー”とは違う、かすれているようで透き通ってるとでもいうか、すごく神秘的な声してるんですよね。気づけば彼女の作り出すその世界から抜け出せなくなってしまう。