2019年3〜5月のヘビロテ

ここ数ヶ月くらいでよく聴いた、見たヤツ、10曲。

Devil ANTHEM. – Fake Factor




先日の『ギュウ農フェス』もよかったDevil ANTHEM.。90年代末〜00年代初頭のhide以降のデジロック感がたまらない。それこそKIYOSHIがプロデュースしてたD[di:]あたりを思い出すようで。そこを現代的にアップデート。近年のラウドロックアイドルに投げかける「“エモい”ばかりじゃつまらないよ」って。

Alex Lahey – Don’t Be so Hard on Yourself




オーストラリア、メルボルン出身の女性シンガー・ソングライター、Alex Lahey(アレックス・レイヒー)。アメリカでもイギリスでもない、独特の大らかなメロディはオーストラリアならでは。サビの広がり方が最高だ!最高だ!と思っていると間奏の咽び泣くサックスがさらに高揚を煽ってくる。

Stella Donnelly – Tricks




こちらもオーストラリアから。パース出身のStella Donnelly(ステラ・ドネリー)。#MeToo時代のアンセムなんて呼ばれた「Boys Will Be Boys」(2017年)で一躍有名になった彼女だけど、この曲のハイソですっぽ抜けていくバンドサウンドと飾らないキュートなヴォーカルにグッときた。

AURORA – The River




AURORAはノルウェーのシンガーソングライター。どこか退廃さを感じさせる北欧サウンドとは少し違い、メルヘンチックさを感じる暖かい音。カナダあたりのシンセポップ的アプローチを感じます。ミルフィーユのように何層も重なっていくサウンドコラージュが綿密で。

Kero Kero Bonito – Swimming




イングランドの音楽集団、Kero Kero Bonito(ケロケロボニト)。中毒性の高いポップセンスはJ-POPとも親和性が高く、日本でも人気があるグループだけど、ここに来て退廃的なオルタナティヴ感を醸し出して来たのが興味深く。

UNIDOTS – 裏街道ハイウェイ




瑞葵(Vocal)とコンノツグヒト(Bass)によるユニット、UNIDOTS。80s溢れるシンセポップと昭和歌謡懐メロがたまらん。チープなシンセベースと暗めのスモーキーなヴォーカルのコントラストも美しい。

始発待ちアンダーグラウンド – 感情線惑星




こちらも昭和歌謡感溢れるレトロゴシック。アイドルらしからぬすっぽ抜けた楽曲とささめくヴォーカルが最高な始発待ちアンダーグラウンド。こういうの、好きな人はたまらんだろ?

FERN PLANET – ソルジャーガールズ




Rick RackのSERINA(Vo.&Gt.)と山口メイ子(Ba)が新たに組んだFERN PLANETが、Rick Rackの代表曲をセルフカヴァー。アレンジはほぼそのままに、洗練された感。隙のない完成度の高さを誇る滾る曲。

東京初期衝動 – 再生ボタン(MV)




Twitterアカウント凍結などで話題の椎名ちゃんのバンド。尖ってるねぇ。いいぞもっとやれ! 現代の女性版ブルーハーツか?と思わせてくれる。吐き捨てるような歌とノイジーなバンドサウンドも素晴らしく、とにかくベース最高。

THE SLUT BANKS – Trap




女性ばかり続いたので、最後に思いっきり男臭いヤツを。

Best of Luck Club
Alex Lahey
Dead Oceans
Release: 2019/05/17

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