現在発売中の「ヘドバン Vol.32」にて、PassCode 南菜生さん、有馬えみりさん両名の単独インタビューをしております。南さんは1人の表現者としての苦悩と葛藤、グループを守り続けるための想いを、有馬さんはガチなメタラーとして、メタルを愛する思いからのPassCode加入への話。両者、まったく違う側面からのグループに賭ける想いを。
ファンはもちろん、PassCodeというグループの存在を何となく知ってる人にも読んでほしいインタビュー。絶対に印象変わります。
日本屈指のスクリーマー、有馬さんは前のLADYBABY時代からよく知っていて。パーソナルフォトブック『the heart of sword』ではロングインタビューもやらせてもらったり。PassCodeに加入すると聞いたときはかなり驚いたけど、実力があって、アイドル経験があって、関西出身で……と考えれば、PassCodeに新メンバーが入るのなら、彼女しかいないよなぁと。基本的に自分にものすごく自信を持ってるという、アイドルにはいないタイプの人なので、キャラクター性を含めてガチでポテンシャルが凄まじいボーカリストです。
イギリスのヤバい男女2人組
で、もうひとつ、イギリスの男女ユニット、WARGASMのインタビュー、こちらは編集という形で関わらせてもらいました。
WARGASMはYouTubeでたまたま見つけたんだけど、ユニット名通り、L7の影響を受けつつ、The Prodigy、Atari Teenage Riot、あとはhideとか。あの辺りの90sデジロックミクスチャーにはガンガン刺さってくるサウンド。日本ではまだ全然知名度ないんだけどカッコいいよって話で。まさか「ヘドバン」編集長も目をつけていたとは……ってことで、関わらせていただきました。
この号の前のVol.31 でディスクレビューもやらせてもらって。そのときはPoppyと、日本のゴシックなバンド、NEHANNも一緒にレビュー書いて。
Poppyは以前触れたこともあったり、
NEHANNは、BAUHAUS直系のゴシックロック〜ポストパンクな要素がしっかり土台にありつつも、90sグランジ〜オルタナの香りも併せ持っているという、今どき世代ならではの解釈が面白いバンド。BUCK-TICK、D’ERLAGER好きな中年層とか、Lillies and Remainsあたりが好きな人にも勧めたいバンドです。
「ヘドバン Vol.32」では他に、注目のガールズミクスチャーバンド、花冷え。もピックアップしていて楽しい。花冷え。を「ヘドバン」が取り上げるとは思わなかったので、びっくり。