Twitterやってるベリヲタのみなさんにはお馴染みの、あのタワーレコード柏店の店員さんに会いに行ってきました。
予想通りのアツい方でしたが、一人ヲタだったり、グループに対しての熱のベクトルが私と似ていたりと共通することも多く胸熱。取材そっちのけでベリヲタ談義をずっとしていてかった…。おかげさまでこの記事、たくさんの方に読んでいただいたようで。サイクルが早いアイドルシーンの中において、活動停止から1年経った今なお、Berryz工房という偉大なグループの存在を改めて感じてます。
インタビュー中でも触れられていますが、思い出に残っている現場に「青年会議所の厚木大会」が挙げられるアイドルなんているかよ。知らない人にはなんのこっちゃだと思うけど、簡単に説明すれば、青年会議所のお偉い方々の講演会などを本厚木駅周辺のいろんな場所で朝から一日中やってるという内容で、夜のラストに中心部のイベント会場にBerryz工房がゲストライブしますよって。で、朝からそんなこんなの講演を全部拝聴したら、Berryz工房ライブの優先席をあげますよって。ぶっちゃけ、こういうシステムなんてめんどくさいじゃない?たかだか30〜40分くらいのライブのために…。でもこれをスタンプラリーのように「面白そうだ」なんて全力で乗っかるのがベリヲタのみなさんでして。そんな、お堅いイベントだったのにも関わらず朝からお祭り騒ぎで、和太鼓に合わせてヲタ芸打つわ、Berryz工房のライブは盛り上がったのはいわずもがなだけど、そのあとのお偉い人の挨拶まで、なんか盛り上がって凄いことになった一日でした(笑)。
jealkbとの対バンだったり、Berryz工房のイベントはこういうこと多いんだよね。愛すべきベリヲタたち。こういうファンの民俗性もBerryz工房あってこそだから。バカでアホで全力でふざけるグループだからこういうファンが育って行ったというすばらしい事案。ファンはアーティストの鑑、とはよく言ったもの。
とまぁ、半ば個人的趣味のようなインタビュー企画でしたが(私が書くものなんていつもそうだけど)、快く取材に応じていただいた伊藤さん、タワーレコードさま、ありがとうございました。
それにしても、伊藤さんの言葉、
「自分が好きなものを売りたい、伝えたいという、それが自分がタワーレコードに入ったときの初期衝動ですからね」
これなっ!グっときた。私もいつだってその気持ちでいる。ただ、そうだと思うけどそれを忘れてしまいがちになる。いや、なんか忘れてるというのも少し違うか。たとえ好きな仕事だって、好きだけではやっていけないというか、ときに理不尽なこともあるし…、そういうときに「キレイごとだけでは仕事できない」って言い訳しちゃう。そういうの、良くないよね。
私は「なんでブログを書いてるのか?」と尋ねられたら、「書きたいから」と応える。正しいとか間違ってるということじゃない。そりゃ、賛同や共感してくれるのなら嬉しいけど、べつに反論・異論でも構わないし。同意を求めてるんじゃなくて、単純に言いたいことがあるから。うん、要は言いたいこと言えないリアル生活を送ってるからさ。普段から自分の言いたいことが言えているのなら、インターネットでわざわざ発言する必要もないよね。不満や文句じゃなく、好きなものを好きだと言えない現実というのも、かなりの度合いで存在したりするわけ。だから、好きなものを好きだと言える場所って大事なんですよ。みなさんもブログだろうがTwitterだろうがSNSだろうが、周りにウザがられようが、アーティストに対する愛情を思う存分発したほうがいいですよ。