「テクニックなんてしらねー、気持ちよければいいんだ!」
という心意気はロックの醍醐味のひとつでもあるわけですが。そんな音が堪能出来るのが、ガレージ・ロックであります。今年出会った海外のインディー・ガレージバンドの中からカッコよさげなバンドを厳選してお送りします。ほとんどのバンドが日本で音源手に入らないんだけどね…。
The Yowl
USウィスコンシン州の硬派な4人組、The Yowl(ヨウル)
正統派ガレージ・ロケンロールといったおもむきで。わちゃわちゃしたギターと飾らないヴォーカルが男臭さプンプン。
ジャガーはジョニー・マーモデルですね。結構向こうでは使ってる人多い印象。
JPNSGRLS
カナダ・バンクーバーの4人組、JPNSGRLS
JPNってJAPAN?JAPANS GIRLSなんでしょうか、わかりません。インディー大国カナダらしいロック。ガレージサウンドながらダンスロック要素が良い感じにブレンドされてます。ダンスロックと言っても、キック主体ではなく、バキバキでメリハリ付けて攻める感じ。と思ったら感想からオルタナ・ヘヴィロック風味のリズムになったりと、なんか凄い展開の楽曲。実力派バンド。
Think No Think
USテキサス州・オースティンの3人組、Think No Think(シンク・ノー・シンク)
ヴォーカルがロバート・プラントっぽい。ハイトーン・ヴォーカルにダーティーな感じのリフ、楽曲なんだけど、ギターの音色がドギャーっとして、ベースがエンベローヴ系のフィルター掛かってるから何とも言えない浮遊感。いまどきのレッド・ツェッペリンって感じのバンドです。
ARCHIE POWELL & THE EXPORTS
USシカゴの5人組、ARCHIE POWELL & THE EXPORTS(アーチー・パウエル&ザ・エクスポーツ)
ハギレの良いギターにブリブリベース、重くてめちゃくちゃタイトなスネアがスゲーかっこいい。あまり目立たないけどブヒブヒいってるオルガンが隠し味でバンドサウンドに厚みを出しております。
Churrasco Eléctrico
最後はブラジルから。5人組、Churrasco Eléctrico
なかなクセのあるヴォーカリスト・Lucas Gorlaですが。歌に絡みついてくギターがたまらん。そして目まぐるしく動いていくアンサンブルにおおっと言わずにいられない。