He’s my brother she’s my sisterやThe Mowgli’sなど、ルーツ・ミュージックを基調とする男女混声バンドの躍進が目立っている昨今ですが。
そんな混声を上手く使った、絶妙なハーモニー、コーラス主体の素晴らしいバンドを例によってセッション動画で紹介します。
Ivory Deville
まさにルーツ・アメリカン!ゴキゲンなサザンロックでステキなバンドがLAから出てきました。
バンド名からしてムチャクチャカッコいい、Ivory Deville(アイヴォリー・デヴィル)
キャデラックの愛称でしたかね。
http://www.youtube.com/watch?v=MRr6LEIIic0
いかにもの風貌に乾いたウエストコーストっぽさを感じる適度な粗野サウンドに野太い声、ソウルな女性コーラス。何より楽曲がめちゃくちゃいい。今年出てきたバンドのようでこの先楽しみなバンド。BANDCAMPで数曲試聴できます。
Hurricane Love
スウェーデン、マルメの6人組、Hurricane Love(ハリケーン・ラヴ)
最近知ったバンドなんですが、ちょっと衝撃でした。動画見てもらえれば解ると思いますが、とにかくすげーいいバンド。なんだろ、楽曲センス抜群だし、歌ちょーうめーし、声良いし。非のうちどころがないんですわ、こんなバンドが居たとは、、、
幾つかアコースティックセッション動画があがってるけど、どれも素晴らしい。スタジオ作品は日本じゃシングルしか手に入らない、、、というか、スウェーデンだからSpotify中心で活動してるみたい。
このセッションなんて後半に行くにつれ、鳥肌立ってくるんですけど…
Crystal Fighters
スペイン、Crystal Fighters(クリスタル・ファイターズ)
民族音楽要素、バスク音楽とシンセ打ち込みの融合が素晴らしいバンドですが、やっぱりアコースティックが彼らの真骨頂じゃないでしょうか。トロリーバスでのセッション。複雑なリズムと軽快なテンポ感、楽しげなセッションです。
こういうリズム感は日本人じゃ絶対ムリだろうなぁ。
Youngblood Hawke
最後はLAの6人組、Youngblood Hawke(ヤングブラッド・ホーク)
壮大なヒッピーサウンド、アコースティックとエレクトロ&シンセサウンド、キャッチーさを兼ね備えた抜群のソングライティングセンス、巧みなコーラスワークといい、タダモノじゃないバンド、なんでこういうバンドが日本で評価されないのかが納得いかない。
こういうサウンドを聴くとシンセサイザーってもの凄い暖かくてアナログな楽器で、アコースティックとの愛称は抜群なんだと改めて思います。