楽曲の強度、シンプルながらアレンジ力の完成度とその引き込まれる歌、すべてにおいて完璧すぎるバンドが居たんだ!と度肝抜かれたスウェーデンの6人組、Hurricane Love(ハリケーン・ラヴ)
お国柄、Spotifyでの活動でその実力とともに知名度、人気を伸ばしてきた。もちろん、日本では聴けませんでした。YouTubeでいくつかアコースティックセッションが公開されていたのみ。そしてこの度、満を持してEPがiTMSにてリリースされました!(約2年越し!パチパチパチ!)
通常のスタジオ作品『EP』に加えて、彼(女)らしく、全編アコースティックアレンジによるスタジオ一発撮りというライブセッション『The Acoustic Live Session』の二種、同じ楽曲も数曲あり、アレンジの違いも楽しめる。セッション盤のほうは、もちろんオーバーダビングもパンチインアウトもなし、正真正銘のライブテイク。だけど、びっくりするほど完成度高い。
ちょっとスペイシーなオルタナロックと、しっとりきっちり聴かせるアコースティックを聴き比べるのは楽しい。
そして、この『The Acoustic Live Session』の映像がオフィシャルのYouTubeチャンネルにて、全曲(6曲)アップされています。
アルバムのオープニングを飾るジプシーのフォルクローレ風味の哀愁と疾走が共存する楽曲。個人的にはこの手の楽曲に弱いです、たまらん。
これも大好き。リズムと歌の掛け合いとか。まぁ、このアルバムというか、このバンドの楽曲に一切のハズレなし。
あたり前だけど、YouTubeよりiTMSのほうが音いいから。若干ミックス、マスタリングが違うのか、iTMSのほうがデッドな感じで生っぽい。ほとんどノンリバーヴな感じです。もちろん、Apple Musicでも聴けます。
最後は私が初めてこのバンドに出会った映像を。ルームでこれだけ生演奏の自然なダイナミックレンジ出せるバンドがいるかよ!