ここ最近、いろんなグループのラストコンサートがありました。
胡散臭さとハッピー感が共存する至極のエンターテインメント
先日、『清 竜人25ラスト♡コンサート』に行ってきました。
ラストに相応しい素晴らしい内容。このグループの特異感とでもいいましょうか、アイドルなんだけどアイドルっぽくない感じ。竜人本人の胡散臭さは言わずもがな、夫人たちの歌もパフォーマンススキルもすごいわけじゃないんだけど、エンターテインメントショーとして成立させるハッピー感は絶対他では味わえない。以前、松井玲奈さんがこのグループを「モーニング娘。を引き連れてつんくさんが歌って踊る」なんて例えていたのがいい得て妙で頭に残っていて。カールスモーキー石井がシュークリームシュ従えてるとか、この手の構図ってわりとアリそうなんだけどすべてが斬新。夫人たちがバックにならない、けど、引き立て役でもあり、竜人がいちばんおいしいところを持っていく、という関係性は見事だなぁ、なんて改めて思いました。
全楽曲やりましたけど、やっぱいい曲多いな。基本的にメロディが複雑だよね。
夫人のみなさんは今後どうするのだろう?なんて思っていたのですが、亜美さんは思いの外早く再スタート切りましたけど。他の人はどうするでしょうか?咲乃さんとか、咲乃さんとか。
Buono!10年の幕引き
ちょっと前になりますが、『Buono!ライブ2017 ~Pienezza!~』に行ってきまして。このような記事を書きました。
ここに書いたことがすべて。事前に“ラスト”を謳っていたわけでもなかったけど、最後までそれを公言しなかった。でも、今日がラストであることを誰もが感じ取った。お涙頂戴の感動演出ではなく、雰囲気でそれを伝える演出というか。それはとてもとても素晴らしいラストでした。
自分としては、昨年の武道館で解散を覚悟していたところもあったし、活動云々よりもまた同窓会みたいにいつかライブやってほしいな、くらいの気持ちではいたので、感慨深いところはあったけど、そんなに悲壮感も喪失感もなかったし。やりきった感は充分に伝わったし、感謝しかないです。
| Real Sound(2016年9月)[wp-svg-icons icon=”new-tab” wrap=”i”]
Buono!が武道館公演で見せた、“不敵のアイドルグループ”の強さ | Real Sound(2016年9月)[wp-svg-icons icon=”new-tab” wrap=”i”]
℃-uteのラストは観てないし、というか一時期から離れてしまったんですけどね。とはいえ、昔はベリキューだ、モベキマスだ、あの頃はBerryz工房共々ハマっていたわけで、いろいろ感慨深いものがあります。
べつに今のハロー!プロジェクトがどうの言うつもりはないのですが、つんく♂もBerryz工房もいなくなって、℃-uteも、そして嗣永桃子までもが……。一時代が終わろうとしているというより、自分の好きなハロプロはもうないんだなぁと。