後から知ったんだけど、ウチでも何度か紹介しておりました、USテネシー州ナッシュビルのフォークデュオ、The Civil Warsが解散しておりました、、、
抜群のセンスと実力で、何よりジョイとジョン、男女の織りなすハーモニーが堪らなく好きだったので残念です。
20 Years // The Civil Wars
二人の不和、方向性の違いだそうで。息もぴったりで仲良さそうだったのになぁ。
サーストン夫婦も別れるぐらいだからね、男女は何があるかわかりません。
The Civil Wars – ‘Barton Hollow’ – City Sessions
この二人のハーモニーはいつ聴いてもゾクゾクする。
まぁ、例によってフォーク/カントリーに冷たい我が国の音楽業界ですから。The Civil Warsの解散なんてニュースサイトにも取り上げられることもなく。グラミー賞グループなのに!何より後から知ったのがショックで。海外インディー系はまめにFacebookチェックしないとダメだと思った次第です。
さて、そんなフォーク/カントリーミュージックですが。
まぁ、コテコテのアメリカン・ルーツだと、ジジィ臭いと言いましょうか、オッサンかギターやってる人しか興味ないとは思うんだけど、テイラー・スウィフトしかり、聴きやすいカントリーやってるアーティストも多いんですよね。
というわけで、今日は是非、森ガール(最近めっきり聞かなくなりましたね)と元・オリーブ少女(古過ぎる)、そしてサブカル女子、必聴、いや全女子必見、すてきなアメリカン・オシャレ・ガールによるカントリーミュージック。インディーポップ好きも是非。ちょうかわいいよ。
SHEL
Sarah Holbrook – violin, bass guitar, vocals / Hannah Holbrook – keyboard, piano, vocals / Eva Holbrook – mandolin, electric mandolin, bass guitar, vocals / Liza Holbrook – drums, percussion, vocals
USコロラド州フォートコリンズ、ガールズバンドやギャルバンという言葉が全く似合わない女の子4人組、SHEL(シェル)
昨年2012年8月に1stアルバムをリリースした新人バンドです。
基本となってるのはカントリー/フォークなんだけど、フィドル(ヴァイオリン)や鍵盤も入りつつ、デキシー・ジャズっぽさもあったり。幻想感を漂わせつつ、歌はポップでコケティッシュで、バンドのアレンジ含めてメルヘンチックな香り満載。
ヨーロッパのメルヘンとは一味違う、アメリカ独特の民族っぽい土臭さがありつつも、それを上手く女子ならではの感覚で解釈してるといいましょうか。今時の女の子によるDixie Chicksって感じ。新しいタイプのカントリースタイルを感じます。
そしてシャレオツなヴィジュアル。この日本人じゃ絶対思いつかないファッション・コーディネイトといいましょうか、ほぼ自作っぽい。
オフィシャルサイトも凄いです。このヴィジュアルを完全に裏切らない楽曲とサウンド。もの凄い聴きやすい。
SHEL – The Man Who Was the Circus (OFFICIAL MUSIC VIDEO)
先日公開されたMV。曲・衣装、、、諸々、なんなんですかこのセンス、素晴らしすぎるだろ。
時々こちらと目が合うヴァイオリンのサラ嬢にドキっとしますね(おまえを見てるけじゃないだろ
SHEL – Freckles (Official Music Video)
古めかしい無声映画タッチ映像を絡めたMV。演奏シーンのマイクやオープンリールのテープレコーダー?を模した小道具とか細かいところまで拘ってます。
いちいちカワイイ曲だな。
SHEL – On My Way (Official Music Video)
ライブとオフショットを混ぜたMV。最後のボトルに入れた手紙が、、、
MVも特にお金掛けるわけではなくて、発想とセンスの勝利ですね。
いやぁ、アメリカってこんな若い娘たちがこういう音楽やってるんだもんなぁ、素晴らしい。
帽子に相当拘りがあるらしく、オフィシャルサイトにも”HAT”という項目があります。自らデザイン、というか作って販売してます。STOREではベビー服まで売ってるところがアメリカの女の子って感じがする。
サイトデザインも素晴らしく、ステキなPinterestやInstagramも是非。楽曲のフリーダウンロードも出来ます。