Giana Factory at Dome of Visions〈世界で最も幸せな国〉デンマークの魅力

デンマークの女子3人組バンド、Giana Factory(ギアナ・ファクトリー)

Giana Factory – In between (live video)

ドラムレスという編成と掴みどころのない独特な世界観の可能性に完全にやられてしまい、且つ、建築や家具に代表される独創的なデンマークのクリエイティブな側面から生まれる他国にはないインディーロックシーンにすっかり魅せられるきっかけになったバンドなんですが。

先日行われたニューアルバム『Lemon Moon』のリリースパーティー映像からまた、このバンドとデンマークという国の魅力が。

Giana Factory – Lemon Moon release party

何の変哲もないライブやフェスの光景にも見えますが、ここまでのびのびとしてるお客さんの顔が見れるイベントって何気に珍しいと思うんですけど。『Lemon Moon』というタイトルにかけた、月の満ち欠けを模したレモンケーキでしょうか。並んでる人たちにドリンクを配る行き届いた配慮、そして各々がその空間を楽しんで有意義な時間を過ごしているのがよく解ります。みんな心の余裕があるというか、イベント空間と時間そのものを楽しんでる感がハンパないと思います。

Dome of Visionsとは?

via: Tejlgaard & Jepsen arkitekter

そして何より気になるのが、このイベントが行なわれているソーラードームのような独特な形状の会場。デンマークの建築家、Kristoffer Tejlgaard(クリストファー・テジャード)氏とBenny Jepsen(ベニー・ジェプセン)氏による温室を進化させた“Dome of Visions”という建物。王立図書館ブラックダイヤモンドの隣、まるでコペンハーゲンの港に漂着した泡のよう。


via: Tejlgaard & Jepsen arkitekter

カフェと植物園とイベント会場が同居しているこのドームは、リサイクル材で作られており、三角形の木枠に透明の六角形ポリカーネイトパネルを鱗状に設置。その形状からメンテナンスフリー、自然に雨や風をはじく設計になっています。どこにいても自然光に照らされ、建物の中に居ても外に居るような感覚に。

馬糞や亜麻仁油を使用するストーブなど、環境大国デンマークらしい、新しい発想が随所に盛り込まれており、太陽光による熱効率含め、長い冬の北欧ならでは温室住居の可能性を示していることも。

Dome of Visions – The Opening 2014

また建物自体が組立式となっており、数年かけてデンマークの各所を移動することになってます。自然を取り込む住居は基より、メンテナンス、リサイクル、あらゆる面で新しい建築の在り方を示唆しているわけです。

Dome of Visions
WEBSITE

世界最高レベルの社会保障制度、世界で最も民主主義が進んでいる国、格差と貧困のない国…

世界で最も幸せな国と言われる心の余裕と、「機能的伝統」とも言われる優れたデザインの建築物や家具を生み出してきたデンマークならではといったところでしょうか。

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