たまたま見つけた、Ruido Rosa(ルイード・ロサ)というメキシコのギャルバンがあまりにカッコ良過ぎてハゲました。
みんな美人!というのはさておき、なんだ、男前なこのグルーヴ感っ!
レッド・ツェッペリン級のリフモノ(どちらかというとレイジに近いか)にハイトーンではない野太いザラついたヴォーカルがすこぶるカッコいい。
この手のバンドって、ハムバッカーのギター使ってる場合が多いけど、このバンドはジャズマスター使ってる。ジャズマス特有の倍音の出方がハムバッカーじゃ出せない太い音で空気感を作り、更にモジュレーションエフェクトが独特の世界を構築してます。リズム隊の重心の低さもたまらん。歪ませ過ぎずにノリでヘヴィさを出すという何ともツボです。
みんな美人ですね、、、(これかなり重要だから2回目な
ヴォーカルイケメンだし、ギター美少女系だし、ベースはモデルさんみたい。ドラムはぽっちゃり(ガタイが良い)系?
色々調べてみたところ、日本での認知は皆無。あまり情報はないのですが、本国メキシコでは結構人気あるみたいです。スペイン語は世界進出キツイのかな。これは何が何でも来日させるべきですよ、クリマンさん!
バンドとしてカッコいいとか、突発してカッコいいメンバーが居たりというのは多くあれど、メンバー全員がこんなにもカッコイイバンドって珍しいんじゃないかな。ワタシはもうやられっぱなしです。
そんなこんなで、「メヒコ女バンドが今、熱い’
世の中、ブルックリン、UK、ブルックリンですが、メキシコですよ。
ラテン系でいえば、CSSの登場で南米やキューバあたりは注目されつつあるけど、メキシコも熱い。
折角なので、メキシコのアツイ女性ヴォーカルバンドを紹介。
Le Butcherettes
マーズ・ヴォルタのオマー・ロドリゲスのプロデュースで話題になった(とは言っても日本での認知はない)のが、この Le Butcherettes(レ・プチェレッツ)
爆音ガレージサウンドにキャッチーなボーカル。このMVを見たら解ると思うんだけど、ヴィジュアル面が凄い。
ライブでも暴れる、駆けずり回る、血だらけ状態で凄いことになってる。
興味持った人は動画サイトで探してみてください。
おれはライブ観たいぞーーー。
【追記:Omar Rodríguez-López(オマー・ロドリゲス・ロペス)の新バンド、Bosnian Rainbows(ボスニアン・レインボウズ)に、ヴォーカルがTeri Gender Bender (テリ・ジェンダー・ベンダー)が参加しました。2013年】
Descartes a Kant
ガレージ・ローファイサウンドに変拍子的アヴァンギャルドなアレンジが光る、Descartes a Kant(デカルトカント)
どことなく、80年代のナゴムというか、戸川純あたりを彷彿とさせますね。
ライブでは血だらけのウエディングドレスだったり、コスプレしたりでやりたい放題。
メキシコって、日本のサブカル文化(アニメやアイドルなど)がもの凄い人気だと聴いているけど、こういう文化も影響及ぼしてるのでしょうかね。
ヘタウマに聴こえるけど、一筋縄ではいかないぶっ飛んだアレンジや演奏は凄い緻密に作られていると思う。
ラテンのお国柄ですからね。
熱い血が騒ぐといいましょうか、テンション高めのアーティストが多い気がします。
アメリカと近いのに何かいまいちメインストリームに出てこないのはなんだかなぁ。
まだまだ素晴らしいアーティストが沢山居そうなので色々探してみたいと思います。
メヒコ、いいよメヒコ