前回好評だった女性ベーシストシリーズ第2段「女性ベーシストフェチ Vol.2」でございます。
Carla Sarinana (Ruido Rosa)
以前紹介したメキシコのギャルバン、Ruido Rosaのベーシスト、Carla Sarinana(カーラ・サリナナ)
ちょっとクール気味な優しいおねぇさまという雰囲気。白いジャズベースが異様に似合っております。
このバンド自体がメチャクチャ男前で、相当カッコイイのだけど。
なんと言ってもグルーヴが魅力。なんだろ、指弾きの女性ベーシストって独特のグルーヴ持ってる気がする。前のめり気味なんだけど、シンコペーション的に真ん中の音を引っ張り気味な感じというか。このバンドのグルーヴってリズム隊、特にこの人のベースプレイ自体は派手ではないんだけど、すごい心地良いんですよね。グイグイ引っ張ってる。
男の指フェチの女性が多いと思うんだけど、男だって指のキレイな女性は好きですよ。だから指弾きの女性ベーシストって魅力的。
このゾクゾクするようなカッコよさ、、、、
いつのまにかオフィシャルサイトができておりまして、見に行ったら3人になってた、、、ドラム辞めちゃったんだね、、、
(追記:新ドラマー加入しました)

iTunes Amazon MP3
Patrice “Patou” Carrie(rinôçérôse)
iPodのCMでブレイクしたフランス人のエレクトロ・ロック・ユニット、rinôçérôse (ライノセラス)のマブイ女(←いつの時代の言い回しだ)Patrice “Patou” Carrie(パトリス“パトゥ”キャリー)
この方は曲によっては、ギターも弾きますが、本職はベーシスト。実は元精神学者さんだったりもします。
ライダースーツがトレードマークといい、峰不二子的イイ女全快ですね。
ライノセラスは楽曲ばかりで、プレイヤー的な評価があまりないように思うんだけど、ジャン=ジャック・バーネル(ストラングラーズ)みたいなゴリゴリに歪んだベースはもっと評価されるべきなんじゃないかと思ってます。
暴れる金髪ラーダースーツベーシストって無敵だな。
普段着だとステージとのギャップに萌える。
WEBSITE
Catherine Popper(Grace Potter & The Nocturnals)
“21世紀の若きボニー・レイット登場”という鳴り物入りで登場した。Grace Potter & The Nocturnals(グレイス・ポッター&ザ・ノクターナルズ)のスレンダー美人ベーシスト、Catherine Popper(キャサリン・ポッパー)
ブルース、カントリーをベースとしたアメリカンロック、他者を寄せ付けない歌唱力とそのカリスマ天性のフロントマン、グレイス・ポッターの圧倒存在感の印象的なバンドですが、堅実なベースプレイでバンドを支えているのがこのキャット(キャサリン)。
元々はフジロックで降りやまない雨に苛立って1時間ずっとノイズを奏でまくって反感を買ったRyan Adams(ライアン・アダムス)と一緒に演ったりして、2010年にThe Nocturnalsn加入。このバンドはキャットが加入してからどこか泥臭かったロックから豪快なアメリカンさが増した気がします。
むさくるしいアメリカンオヤジたちの中で、こういうスラっとした黒髪美人がベース弾いてると栄えるね。グレイスがアメリカン・ブロンドヘア美女って感じだし、全く違うタイプのステージ映えする女性です。
それにしても美脚すぎる。こうみえて38歳なんだぜ?
アメリカ人、みんな見習って体型維持しろや。
(追記:2013年現在、Grace Potter & The Nocturnalsを離れ、Jack Whiteを始めとするサポートベーシストとして活動中)
Leana Geronimo(The Like)
思わずジャケ買いしそうになるくらいの60年代アメリカンポップス風味の『Release Me』が話題になったThe LikeのLeana Geronimo(リーナ・ジェロニモ)
オルタナガールポップだった1st作は何処吹く風、リーナ加入後はちょっとオシャレでスウィング気味なオールディーズ風のステキなバンドになっている。これはプロデューサーが、エイミー・ワインハウスを手掛けたことで有名なマーク・ロンソンだと言うことよりも、リーナ嬢が加入したことによる彼女の音楽的バックボーンが根底としてあったのではいかと思うわけで。
育ちの良いちょっと気難しそうなお嬢様、トレードマークのバイオリンベースがより魅惑さを醸し出しております。
MAROON 5やArctic Monkeysと一緒にツアーを廻ったりしておりまして、去年のMAROON 5の来日公演にもオープニングアクトとして日本に来る予定だったのだが、直前にまさかの突然解散、、、
その後、リーナ嬢は何してるのかと思いきや、RAW GERONIMOという自らフロントマンとしてのバンドをはじめておりました。
それにしてもここからの、

Photo: RAW GERONIMO by goldhat
これは、、、いきなりスキル高すぎるだろ、、、
絶対売れなさそうなバンドですが、(ヲイ
個人的には好きです。
The Likeのオールディーズ具合にヤラれたおじさんたちは多かったと思いますが、この裏切り方、、、
いいぞ、もっとやれ
Malia James

Malia James rippin’ up the bass.. – Photo by Michael Murray
魅惑の黒髪の妖艶美女ベーシスト、Malia James(マリア・ジェームス)
そのミステリアスな美貌からかモデル、そしてカメラマンとしての活動も行っております。
この方は超絶テクニカル変態女性ギタリストの異名を持つ(今私が勝手に名付けましたが)Marnie Stern(マーニー・スターン)のサポートとしても有名で、マーニーの超絶技巧をサポートできるのだから、ベースプレイにもかなり定評があることはお解りでしょうが、個人的に推したいのはオーストラリアの男女二人組ドリーミーロックデュオ、The Black Ryder(ブラック・ライダー)でのサポートするマリア様のお姿。
Black Ryderの、Vocal&GuitarのAimee Nash(エイミー・ナッシュ)がこれまた、ミステリアスでゴシックな美女でして、この二人が並ぶステージはもうね、、、
The Black RyderはAimee NashとScott Von Ryperという二人組。
イギリスだともっと湿っぽい感じになるだろうし、アメリカだとシューゲイザーっぽい感じなのかなぁと思いつつ、この轟音ながらも素朴な土っぽいサウンドというのはサヴェージ・ガーデンしかり、オーストラリアの土壌によるものなるのかな、と思ってみたり。
ちょっと哀愁フォーク要素もあったりと、かなり魅力的なユニット。
どこで弾いててもこのオーラ、、、文句なしにカッコ美しい、、、
(追記:2012年、Dum Dum Girlsに加入しました)
>> 女性ベーシストフェチ Vol.6.5『美しすぎるベーシスト〜その後』