女性ベーシストフェチ Vol.5「Ba & Vo 歌うベーシスト」

久々の更新ですが、このシリーズもいつ間にか第5段です。
ベーシストは毎回特にテーマは決めてなかったんだけど、今回は〈歌うベーシスト〉ヴォーカル+ベーシスト特集。
女性ヴォーカリスト男性に比べると、オケやバンドの中でベースを一番良く聴いている傾向があったり、それは声域の問題なのかどうなのか解らないけど、皆ベースを大きくしたほうが歌いやすいといいますね。となれば、ベースを弾きながら歌うことは割と自然なことなのかもしれません。

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Misia Furtak (très.b)

ドラマーの Thomas Pettit はデンマークとイギリスのハーフ、ギタリストの Olivier Heim はオランダとアメリカのハーフ、そして ベースヴォーカルの Misia Furtak(ミーシャ) はポーランド人という、デンマークのバンドです。(ややこしい
Très.b(トレス・ビー)は独特の浮遊感、妖艶でメランコリック、ミーシャ嬢のクールで色っぽい声がたまらんのです。
目を惹くのはというアゲハ蝶ベース。Daisy Rockをウケ狙い以外で使用している人を初めて見ました。
そう言えば、Daisy Rockは変な形のギター/ベース止めたんですね。

Très.B – The Visionary @Opener Festival 2012

http://www.youtube.com/watch?v=Gofgr7hVHy8
凄い良い声、ポンポンとしたベース、ブーミーなんだけどヌケの良いギターサウンドが何とも言えない独自の世界観を出しております。

très.b – Ola (Official Music Video)

http://www.youtube.com/watch?v=xtnbF29m7ag
一見コミカルに見える安いベース(19ドルだよ!)も弾く人が弾けば、クールに見えるのだな。
この頃は4人組でした。現在は3人。

très.b
FACEBOOK
40 Winks of Courage
Très.B
licence to EMI Music Poland Sp. z.o.o.
Release: 2012/05/11

iTunes

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Sara Savery (Ghost Society)

こちらもデンマーク、シューゲイザードリームポップバンド、Ghost Society(ゴースト・ソサエティ)
キラキラしていてメランコリックでトロトロで轟音シューゲイザーサウンド、Sara Saveryの歌がまたいいんだこれが。

Ghost Society – Love Love




歌といい、サウンドといい、心地良過ぎるだろー。
Gibson RIPPER Bass弾いてる女性はタダモノではない。

Ghost Society “Better Days” Live recording from DPC Studio




だんな様、Tobias Wilnerとの相性も良いですね

Ghost Society
WEBSITE FACEBOOK
The Back Of His Hands, Then The Palms
Ghost Society
Blues Foudation
Release: 2010/08/04

Amazon iTunes

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Elli Haloo (Haloo Helsinki!)

フィンランドのバンドです。「コンニチハ!ヘルシンキ」かと思いきや、紅一点・Elli Haloo(エリー・ハロー)嬢のお名前です。
フィンランドでは大人気で、エリー嬢はフィンランド女子の憧れ、ファッションアイコン的な存在であったり。
サウンドはParamoreあたりのEmoです。野太く高らかに歌い上げ、物凄い男勝りの力強いピッキング、スージー・クアトロを彷彿とさせます。

Haloo Helsinki! Teaser 2012




オフィシャルチャンネル、最近になって殆ど日本では見られないんですけど、、、

Haloo Helsinki!: Ei Eerika pääse taivaaseen




ちょっと古い曲ですが。
柔らかそうな髪質ですね(そこかよ

LentajienJuhannus2012-2.jpg
Photo by Heikki Berg
Haloo Helsinki!
WEBSITE FACEBOOK
Maailman Toisella Puolen – Single
Haloo Helsinki!
The copyright in this sound recording is owned by OY EMI Finland AB
Release: 2012/01/20

iTunes

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Cindy (Ladylike Dragons)

ちょっと古めかしくも懐かしさ溢れる歌メロにガレージサウンドが爽快なフランスの3人組、Ladylike Dragons(レディーライク・ドラゴンズ)
シンディは品の良いおねぇさま、という感じですが、時に切なく、時にパワフルに歌います。フランスっぽくないなんとも言えないフォークメロディーにガレージサウンド。ベースはギターとのリフが主体となりつつも時に流れるようなオブリガードっぽいベースラインがまさにヴォーカリストのプレイという感じ。

Ladylike Dragons – Love and so on (Clip Officiel)




スゴイ心に残るメロディー、イイキョクだなぁ

LadyLike Dragons – 13 minutes – Montpellier




ベースは勿論だけど、ギター、Sebのワイルドなプレイもカッコイイです。

Ladylike Dragons
FACEBOOK
Turn Them Into Gold
Ladylike Dragons
Nice and rough records
Release: 2011/10/10

iTunes Amazon MP3

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Lea Sonnek (Hella Comet)

BR On3-Südwild: Cooks of Grind, Hella Comet & Rettet die Mur; Graz (AT), Oct 18, 2011
Photo by textkultur

オーストリアのサイケでオルタナティブなエクスペリメンタルバンド、Hella Comet(ヘラコメット)
Lea Sonnek(リー・ソニック)は貫録十分、ブッコワレステージング、使ってるベースもグヤトーン製とおぼしき日本製ベースや謎のリバースヘッドなど、かなり個性的。ハスキーなボーカルがカッコイイ。
Sonic Youth影響下のノイズミュージックあり、ポストロックの退廃的で破壊力抜群の轟音あり、メチャメチャカッコイイバンドです。

Hella Comet – You Shine




こちらはインスト楽曲

Grand Old Torment – live




これは是非生で体感したい。。。
ベースもアレですけど、ギターもAriaのスルーネック、WR?だったりセンスいいね。日本贔屓か!

Hella Comet
WEBSITE FACEBOOK
Celebrate Your Loss
Hella Comet
Schnapsidee Records
Release: 2010/02/19
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