ちょっと間が間があいてしまいましたが、すてきセッション2013年厳選集第3段の最終回は女性ヴォーカル篇です。
Carmen Villain – Lifeissin (Smalltown Sessions)
http://www.youtube.com/watch?v=MPdVmR0AzZ8
VOGUEを始めとする、スーパーモデル、Carmen Villain(カルメン・ヴィラン)の弾き語り。
陰鬱感と物憂げなシチュエーションが堪らない。しかし、美人。
Siân Pottok : Come On + Sponge Man + Cigarette | LAME DE SON #4
フランスの女性シンガーソングライター、Siân Pottok
イギリス海峡に面したフランス北西部ブルターニュ地方の城壁に囲まれた港町、サン・マロを舞台に、美術館“Musée International du Long-Cours Cap-Hornier”から山道、海へと美しい歌声と共に場所を移していく、短編ドキュメンタリー映画のような映像作品。
NICO VEGA – “Fury Oh Fury” (Live at Life is Beautiful 2013) #JAMINTHEVAN
LAのバンド、NICO VEGA(ニコ・ヴェガ)
ヘヴィなガレージロックに圧倒的なAjaの歌声。冒頭の喋りからカウント前振りナシに第一声で一気に演奏が始まるタイミングは何度聴いてもゾクゾクする。
Dessa: NPR Music Tiny Desk Concert
USのヒップホップ集団、Doomtree(ドゥームトゥリー)の女性ラッパー、ソングライター、Dessa(デッサ)のTinny Desk Concert
この手のジャンルにしては珍しい完全生楽器の演奏。心地よいです。
The Staves – Eagle Song | A Take Away Show
イギリスの三姉妹、The Staves(ステイヴス)
もうこの三人の非の打ち所のないハーモニーは絶品すぎる。大自然に囲まれて。段々と海辺の崖へと歩いていくけど、こういうちょっと危険のある場所を恐る恐る歩きながら歌うって、何気に凄い。
Starred – Mayday I New Music Cities
http://www.youtube.com/watch?v=gOzHoHNYHio
ライザ嬢のスモーキーでハスキーな声が印象的なカリフォルニアのバンド、Starred(スターレッド)
完全アナログというか、古めかしくあたたいサウンドに徹底的に拘るバンドですが、それはセッションでも健在。ヴォーカルとギターが結構後ろにいて、リズム隊がグっと前に出てるという不思議な世界観。
Anna Calvi – Love of my life | Empty Space #5
イギリスのシンガーソングライター、Anna Calvi(アンナ・カルヴィ)
久々の登場だけど轟音さが増してる。でも切り裂くようなテレキャスターは相変わらず。ブレイクの間のタイム感と、そこに入り込む吐息とギターのハムノイズが絶妙。
こういったセッション動画で感じるのは海外では変な著作権縛りがないので、Webで視聴させることに制約が少ないことは勿論、アーティスト側も楽しんでる。日本のバンドが海外に行くと音響面や充分にリハーサルが出来ないことを不満に言う場合を良く聴くけど、ただ、楽器と自分の声があればいい、というノリの良さ。
例えば、日本のバンドがシンセや打ち込み主体のバンドがその辺で「ライブやって」といったら果たして出来るのかなぁ。「あの機材がないと、、、」なんてね。