女性ベーシストフェチ Vol.8「サイケな女たち」

久しぶりの女性ベーシストフェチは、ちょっと古めかしくも奇抜なロックをやってるイイ女たち。

Piper Robison – Gene Evaro Jr.

Best green room decor 🌹@lostonmainchico @fender #fendermustangbass #fender #femalebassist #letsgetlost

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Piper Robison(パイパー・ロビソン)は、LA出身のシンガーソングライター、Gene Evaro Jr.(ジーン・エヴァロ・ジュニア)のベーシストであり、恋人。

GENE EVARO JR. – “Holding Onto Nothing” (Live at High Sierra Music Festival 2017)

ジーンは、以前“Gene Evaro Jr. & The Family”名義で活動していたが、近年は個人名となっている。だが、バンド形態で活動していることは変わらない。Sly & The Family StoneにJimi Hendrixが加入したような。ファンクでR&Bながらもロックでブルース魂溢れるジーンのギターはそのトーンともに絶品。

Gene Evaro Jr – We Don’t Need To Be Sold – Live at Bridge Family Productions

パイパー嬢のベースはこの手のバンドにしては、やけにライトなグルーヴで、軽やかな音運びがキレのあるリズムを生み出している。ノリ方かわいい。

Gene Evaro Jr.
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Svetlana “Zombierella” Nagaeva – Messer Chups

Soon back on tour with #messerchups #surfmusic

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Messer Chups(メッサー・チャップス)はロシアの暗黒サーフロックバンド。Zombierella(ゾンビエレラ?)こと、Svetlana Nagaevaは、そんなバンドイメージを象徴するようなゴシックでミステリアスなマブイオンナ。

Messer Chups – Magneto – The Open Stage Berlin

吸血鬼などゴシックホラーの世界観や、セックス&バイオレンスの鬼才映画監督、Russ Meyer(ラス・メイヤー)の作品をロカビリー、ガレージロックにマッシュアップさせたようなバンドであり、Zombierellaのビジュアルとキャラクターはマッチししすぎている。

Messer chups- Rockin’ Zombie – Official video

“Zombierella”の名のごとく、メインヴォーカルを取るゾンビソングもあります。実はこれ、50年代後期に活動していた、知る人ぞ知るドゥーワップバンド、The Crewnecks(クルーネックス)のカヴァー。

Messer Chups
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Chevelle Supersport – Guantanamo Baywatch

Guantanamo Baywatch – Video (Official Video)

ゼネラルモーターズの自動車に、Chevrolet Chevelle(シボレー・シェベル)がありますが、そんな車名、Chevelle Supersport(シェベル・スーパースポート)を名乗っているのは、アメリカのポートランド出身の、Guantanamo Baywatch(グアンタナモ・ベイウォッチ)のベーシスト。”Guantanamo”はキューバの南東部に位置するグアンタナモ湾のこと。つまり、グアンタナモ警備隊。

Guantanamo Baywatch – Conquistador

細かいことは抜きにして、古き良きアメリカのガレージロックで踊れー! って感じのバンドでございます。

Guantanamo Baywatch
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Julia Cumming – Sunflower Bean

以前、紹介したこともあるバンドだけど、NYブルックリンの3人組、Sunflower BeanのJulia Cumming(ジュリア・カミング)さまは、わりとペダルボードに組み込まれて踏まれたいタイプのベーシストですよね。なんてったってスーパーモデルですから。

Sunflower Bean – Crisis Fest

長い四肢女性にリッケンベースっていうだけで、殺傷能力高いのに、サンダーバードなんて抱えられた日には、、、

SXSW Band Sunflower Bean Performs “Easier Said”
Sunflower Bean
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Crisanta Baker – Lo Moon

Santa in it. 📷 @larrahmelissaphoto

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LA出身のLo Moon(ロ・ムーン?ローン? スペイン語だよね)
とにかくめちゃくちゃ曲よくないすか? このバンド。

Lo Moon – This Is It (Video)

ドリームポップ?になるんでしょうかね、一応。でもどこか高貴な香りもするし、エレクトロでクラシカルなクロスオーバー加減が美しく。

Lo Moon – “Loveless” (Live at WFUV)

ちょっとあどけなさも残る金髪ベーシスト、Crisanta Baker(クリスティーナ・ベイカー)ですが、ベースと鍵盤と、声を重ねながらサウンドを支える。

とにかくめちゃくちゃ曲よくないすか? このバンド。(大事なことなので、

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Laura Lee – Khruangbin

There’s no place like home✨ Thank you Houston! Albuquerque tomorrow night! . 📸 @kirbygladstein

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最後に紹介するのは、今世界的に注目を浴びつつあるテキサスのサイケ・ファンク・バンド、Khruangbin(クルアンビン)

Khruangbin – August Twelve | Sofar Bristol

Mark Speer(マーク・スピアー)のどこかロマンチックでいやらしいギターも病みつきになるのだけれど、Laura Lee(ローラ・リー)のフラットワウンド弦ならではの弾むような音と、女性らしいしなやかさを持ち合わせたベースも最高。

Khruangbin ‘Maria También’ at Gilles Peterson’s Worldwide Awards 2018

いろんな意味で本当にエロいバンドだと思う。

Con Todo El Mundo
Khruangbin
Import
Release: 2018/02/02

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