冬は女性ヴォーカルのセッション観て聴いてあたたまろ。
かなり久しぶりの<すてきセッション>です。
Natalie Prass – My Baby Don’t Understand Me
米オハイオ州クリーブランド出身の Natalie Prass(ナタリー・プラス)
バークリー音楽大学を中退して、音楽の都ナッシュビルで活動を開始するという意識高すぎのガチマジなお方ですが。そのぶん素養も引き出しもいろいろある人なんだけど、やっぱり曲と声が良いのでこういうシンプルな弾き語りスタイルはいいなぁ。ちなみに彼女が手にしているおシャンなギターは’Elite’というイタリアのブランド。イタリア製のビザールギターはエレガントなデザイン多いのです。
Hattie Marsh – He | Sofar London
この動画で知りました、Hattie Marsh(ハッティ・マーシュ?)
現代室内楽的な弦のしらべと虚を衝くような歌声が一気にその場を支配する。どこかオリエンタルな旋律とダイナミクスの広い声。彼女、タイ生まれで、タイ人とイギリス人のハーフとのこと。この無国籍感、病みつきになりそう。
Golden Curls -“Say Love”
米ミズーリ州出身、Sarah Downen (vocals, beats) を中心とした3人組エレクトロユニット、Golden Curls(ゴールデンカールズ)
曲も歌もサウンドもいい。シチュエーションも映像も最高だし。このメランコリックだけど病んでない、浮遊してるんだけど幻想的ではない絶妙さ。Sarahの歌もいいけど、異様にタイトな Philip Zahnd のドラムと、コワモテギタリストの Stephen Favazza がめちゃくちゃいい仕事してます。
Wilder Maker – Only Child
女性ヴォーカルというか、ツインヴォーカルなんですけど。米ブルックリンの5人組 Wilder Maker(ワイルダー・メーカー)
オールドテイストなサウンド、と言っても、べつに古い音楽をやっているわけではなくて。新装開店したアンティークテイストの喫茶店、でも電子マネー使えますよ、みたいな。オルタナティヴなカントリーといった趣のギターだったり、いい音。なんかブルックリンのバンドって、代官山な感じしませんか? 下北沢ほどガッついてないけどヘンなバンド多い、というような。
Juliette Armanet – L’Amour en Solitaire & Sous la Pluie
フランスのシンガーソングライター、Juliette Armanet(ジュリエット・アルマネ)
余計なことは言いません、ただただその美しい歌声とピアノのしらべに酔いしれてください。
Catfish – Lost and found
こちらもフランスから。男女2人組、Catfish(キャットフィッシュ)
なんといっても、Amandine Guinchardの歌声。なんだこれ。
Amy & The Engine – Chasing Jenny | Sofar NYC
米ボストンを拠点とするシンガーソングライター、Amy Allen率いる Amy & The Engine(エイミー&ザ・エンジン)
トロピカルなギターに芳醇な女性ヴォーカル。なんといってもAmy Allenの佇まいがカワイイ(そこかよ)。最近、いろいろ活動&更新が止まっているのが気になりますが。
Take One feat. Kimbra
最後はKimbraねぇさん。
サンプラーやループを使ったラップトップの独演魔術師として知られるねぇさんですが、シンプルに歌とギターだけの弾き語りも絶品です。