St. Vincent, Warpaint… 美女ギタリストのペダルボードに組み込まれたいな

男の夢、それは「美女ギタリストのペダルボードに組み込まれて踏まれること、、、」

・・・私だけですか、そうですか。

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Annie Clark (St. VIncent) の最新機材

先日10月30、31日、11月1日に行われた〈Pitchfork Music Festival Paris〉から、St. Vincent(セイント・ヴィンセント)のステージがフル(約55分)が公開されております。




St. Vincent Full Set – Pitchfork Music Festival Pari

すっかり、中世ヨーロッパの巨匠音楽家並みの雰囲気と風貌も定着した、Annie Clark(アニー・クラーク)先生。コンテンポラリーダンスを思わせる奇怪なダンスもすっかり名物となり、幾何学的なインダストリアルデザインさながらの独自のステージ展開を繰り広げる彼女。来年には待望の二度目となる来日も決まっており、目が離せないわけです。

さて、ウチは「日本で一番St. Vincentに詳しいサイト(自称)」なわけですが。今回から新しいギターが投入されております。

新ギター Fender Lead(詳細不明)

28:58〜あたりから持っているエメラルド・グリーンのギター。一瞬ストラトに見えますが、ん?対称ダブルカッタウェイ?あぁ、Fender Leadですね。ピックガードの形状がオリジナルとは違うので、一瞬解りませんでした。B級ギター好きのアニーさんならではのチョイス。小振りだけど重量感のあるアッシュボディ、裏通しのハードテイルボディから武骨な音がする取り回しの良いギターです(人気はないけどな)。コアな愛用者も多いですが、Lead弾いてるプロのギタリストなんて、世界中探してもルースターズの大江慎也かグルーバーズの藤井一彦くらいしか思い当たりません。

カスタムメイドのギターとも思いましたが、ヘッドのフェンダーとおぼしきデカールと指板の使いこまれた感から、ヴィンテージ個体に相当なモディファイが施されている模様。それにしても、80年代のギターを“ヴィンテージ”と呼ぶことに未だに抵抗がある世代です。

Leedはヴァージョンによっては、タップなどの特殊な回路を設けてるモデルもありますが、アニーの使用してるモデルを見ると、ピックアップも黒のポールピースなし、EMG?バルトリーニ?それに合わせてピックガードも作り替えられている。オリジナルにはないカラーだし、元はネックとボディのみでしょう。シンセドライバー(MIDIコントローラー?)とおぼしきものが搭載されております。メインのMusicman Albert Lee(黒)には搭載されていた、というよりもガムテープで貼り付けていたドライバーがなくなってます。外したのか、埋め込みにしたのかは黒ボディとステージの暗さで確認出来ません。同Albert Lee(白)には何も搭載してません。

ペダルボード周り

足下も大分すっきりとした印象。今年の頭にボードをまとめましたが( ☞ St. Vincent 鬼才アニー・クラークの奇才な機材周り’14)、大幅に変わってます。現在、モジュレーション系はすべてEventide(イーブンタイド)のH9を2台でまかなっている様子。H9は80年代に一世を風靡した名機H3000の後継にあたり、モジュレーション/ディレイ/ハーモナイザー/リバーブを搭載し、Bluetooth接続でMac/Win/iOSと通信してアプリのGUI上で音作りができる優れもの。iTunes Storeから別売アルゴリズムをダウンロードできるという至れり尽くせりのマルチエフェクター。

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Eventide
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歪みはZ.Vex Mastotronと海外のほうが評判の高い国産エフェクター、Bixonic EXP-2000 Expandoraを使い分けている。そしておなじみのBoss Super Shifter PS-5、それらをSound Sculpture社のSwitchblade 8fに振り分け、RJM製 Mastermind GT MIDI Foot Controllerで呼び出している形ですね。

ちなみにキーボーディストであり、もう一人のギタリスト、トーコ・ヤスダさんはDeath By Audio社 Interstellar OverdriverとBossのベースオーバードライブ ODB-3、そしてEventide H9でした。

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Theresa Waymanの“イイオンナ”感

アニー先生が聖的で妖艶、非現実的な美しさであるのなら、こちらはナチュラルで健康的な美人、歳を重ねるごとにますます“イイオンナ”感の増している、Warpaintのギタリスト、Theresa Wayman(テレサ・ワイマン)のギタートークです。




Guitar Power ep. 5 featuring Theresa Wayman

何喋っているのか解らない?私も解りません。「ジミヘンに影響を受けた」というのは解りました。いや、いいんだよ、イイオンナがギターつま弾いてる姿、最高じゃないか。軽く歌ってもくれてるし。四股なげー、脚なげー、腕なげー、指なげー、最高です。

細かいことですけど、ストラップが外れないようにピンのとこにゴムのヤツ(ストラップロック?正式名称が解らない)つけたんですね。ヴィンテージムスタングに容赦なくガムテープでぐるぐる巻きに固定してたので。ちなみに以前も説明しましたが、ボディーカラーと同じ色のピックアップはセイモア・ダンカンのスタックタイプです。プロトタイプはオリジナルでこんなワインレッドだったんです。(関連記事:女性ギタリストフェチ Vol.8『もえもえムスタングっ娘』

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Queen Kwongの病み美女

最後は以前、女性ギタリストフェチでも登場した、Carre Callaway(カレ・キャラウェイ)こと、Queen Kwong (クイーン・ロング)(☞ 女性ギタリストフェチ Vol.4『ばくおんな』




Queen Kwong – The Strange Fruit ft. Wes Borland

紹介するタイミングを逃してたんだけど、ウェス・ボーランドとなんかやってます。ウェスのおでこが狭いとか、何がどうってわけでもないのだが、病んでます、病んでます。この人のギター持ってる立ち絵がツボなんですよね、カッコ美しい。もちろん、音楽がかっこいいことは言うまでもなく。

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